懐かしいもの
特に、思い入れの深いものはなかなか捨てられない。花でも一旦植えて、我が家のコになったものは、滅多なことでは処分しないよ。
それで、お隣からもらったミントが雑草以上に繁ったり、一度植えたマロウが林立したりと、時々とんでもないことになる。(^^;)
実家の母も物持ちがいいというのか、押入れの上の天袋に私や弟の中学時代の参考書や問題集まであって驚いた。
あれは何を探していたんだろう?たぶん、山関係以外の独身時代の写真をまとめてあったのを探していたのだと思う。目的の写真はとうとう見つからなかったけど、その変わりに古い手紙や葉書、雑誌などが出てきたよ。
私たちの若い頃はまだまだ文通と言うものが盛んで、何かあると手紙や葉書を書いたものだね。悩んでいた後輩の男の子からの便箋5枚もの手紙も出てきて、驚いた。もらった当人はそんな手紙のことすっかり忘れていたからね。
でも、その後輩にとっては、手紙を出すだけで何か自分の中でふきれたものがあったのかも知れないね。
大学時代、お金はなかったけど、それでもたまに買っては眺めていた「山と渓谷」。これも東京を引き上げるときに捨てずにもって帰ったんだなぁ。なんだか○十年タイムスリップして、しばらく、ページをめくってみた。
その都度その都度、夢中になるものは変わる。今はネットと言う便利なものがあるけど、少し前まで何かを調べたかったら、それは本を見るくらいしかなかったものね。だから、山の雑誌や園芸の雑誌、骨董関係の雑誌、いろいろ残っている。
お金と時間の無駄と言えばそれまでだけど、それも今の私を形作っているものだからね。
画像右は大学時代に所属していた山の同好会の会誌。不定期に発行されているけど、私の手元には7冊ほどある。中には後輩の滑落事故の特集の入った、見るのが辛い一冊も。
中央は70年代に愛読していた「山と渓谷」他にもまだ実家には残っていると思う。
左は10年程前に愛読した「BISES」いわゆるガーデニングブームの到来に一役買った雑誌だろうね。
この雑誌はほぼ創刊号から愛読して3年ほど見ていたけど、今では私の花に対する考えが少し変わったので、もう見てはいないよ。
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