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2005-03-13

徳島の梅の里

朝、急に、用事で徳島の阿南まで行くことになった。
行きは急いでいたので、高速とバイパスを利用して行ったが、昼前には用事が済んだので来た道をそのまま帰るのもつまらないので回り道をすることにした。
ファミレスでお昼を食べながら、持参した四国の道路地図を見ながらコースを考える。
いつかも書いたけど、ドライブのコースを考えるのはほんとに楽しいよね。ただ、今の季節は標高の高い場所は道路の凍結の恐れがあるので、どこでも好きなようにとはいかない。これが4月以降ならば、剣山スーパーリンドウを経由して帰るんだけどなぁ。
結局、小松島から西に向かい神山町まで出て、そこから北上して鴨島辺に出ることに決める。

走ったことのない道を初めて走るときはいつも少し緊張する。でも、どんな風景が目の前に広がるのかがとても楽しみ。
念のためにガソリンも満タンにして、進路を西にとる。しばらくは平野部を走るんだけど、間もなく沢沿いの山道になった。なんていう木だろう?さわやかな黄緑色の小花が咲いた大きな木が何本か目にとまったので撮影してみた。早春の花の咲く木はこんな風な黄色味を帯びた花が多い。
dsc0009012
下に目をやるとセントウソウの白い小花も咲いている。それほど山という訳でもないけど、咲いてるもんだねぇ。去年の4月に確か剣山の頂上付近で見たはず。
dsc0009512
そして、車を走らせていると、目に付くのが道に落ちているヤブツバキの落花。去年も、赤星山に行く途中にいっぱい落ちてたっけなぁ。何を隠そう、私はヤブツバキが大好きなのです。車をとめて、やっぱり撮影せはおれないよ。
dsc0009412 剣方面へと向かう438号線を走っているんだけど、去年の秋の台風で通行止めになっていて迂回路を取らざるを得ないんだけど、それがまた離合の出来ないようなすごい道だよ。私の経験では徳島の道路はもっともディープな道路だね~。徳島の山道が走れれば、全国どこの山道でも7走れると思うよ。昔の私なら不安になるところだけど、山歩きを再開してから、こういう山道も慣れてしまったので、別に不安はないけどね。
神山町の道の駅で一休み~。ここではツクシスミレという小さい可愛いスミレを買ったよ。一鉢150円です(^O^)他には桜の花束280円、鯖寿司400円だったかな(とても美味しかった)地元のお豆腐。神山には温泉もあるそうで、いつか母を連れてきてあげてもいいかなぁ。
神山からは県道21号を北上する。途中、シハイスミレを見かけたので撮影。シハイスミレは葉っぱの裏が紫色をしているので見分けがつくんだよ。
DSC0009912sihaisumire
そのまままっすぐ21号線をたどっていれば早く帰れたんだけど、梅の里と書かれた標識を見て、左折してしまったのが失敗だったかも。いや、帰りは遅くなったけども、綺麗な梅が見られたから、やっぱり失敗ではないよね。またしても細い山道に・・・。曲がった途端に道の両側に梅、梅、梅・・。沢の両側の山の斜面は梅だらけ。それが進むほどに梅が多くなって、辺りにはずっと「梅祭り」と書かれたのぼりが翻ってる。途中、道を間違えて、山をどんどんあがっていったんだけど、まさに梅の花が乱れ咲く桃源郷ならぬ梅源郷だね~。
寒くなければ、ゆっくりしたいところだけど、何しろ今日は真冬並みの寒さ。風も冷たいので、外に長くはいられない。
それにしても徳島にこんな梅の名所があるとは知らなかった。
DSC001202tougennkyou
梅を見た後は山越えをして美郷村に。これがまたものすごい山越えだった。行き交う車も一台もなく、そのうちに雪も舞い始めて・・。またしても徳島の道の奥深さをまざまざと見せ付けられたよ。なんとか山も越えて美郷村の集落に出てきたのは3時ごろだったかなぁ。
この村の物産館の横を通りかかったので休憩がてらに車をとめて中に入ってみた。ここではすごく美味しそうな肉厚の椎茸とストックの花束150円也を買い込んだよ。だって、5本も束になってだよ。
この後は10分も走ったら吉野川に出たよ~。やれやれ、吉野川に出たってことは平地だからね。それに吉野川沿いの道なら、多少はわかるものね。後は勝手のわかった道を走るだけ。
あ、途中、睡魔が襲ってきてどうしようもなかったので、琴南の道の駅の駐車場で10分だけ仮眠したよ。
琴南ではアオイスミレが咲いていた。2週間前には何も咲いてなかったけど、少しずつ咲き始めたね。
DSC001381aoisumire


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