お城でお花見
先週初めに高校時代の友達からメールが来て、仲間の一人が私の住む市のお城まで来るという。
たぶんお花見で来るのだろうけど、いい機会だから集まろうと言うことになった。幸い、予定もなかったので、OKの返事をしておいた。
11時前に仲間の一人からもうお城にいるというメールが入ったので、出かける用意をして出発。といってもお城までは車でたった5分だよ。花見客のために市が無料の駐車場を用意してくれていて、すぐに入れた。というのも、桜はまだほとんど開花してないし、お天気も朝方はすっきりしなかったので、お花見しようと言う人も少ないんだろうな。私は真っ赤な軽の車なので、友達はすぐに私のことを見つけてくれたよ。二人で城内に向かった。上天気というわけでもないけど、まずまずのお天気。携帯で連絡をして、もう一人の友達がいる場所に向かう。田舎の人は最近は皆、携帯を持っているので、こういうときはまことに便利だ。
もう一人の友人とは夏に会って以来だろうか?彼女はご主人そして息子さん夫婦とともに、結婚以来、専業農家を営んでいる。ずっと以前はハウスでメロン栽培をしていたが、花卉栽培に変わってからでももう20年以上になるだろう。ほんとはもう一人の仲間も呼んでいたんだけど、彼女は先約があったらしいよ。
桜はまだちらほらとしか咲いていないけど、ずいぶん暖かいので、眺めているうちに蕾がほころんでいくのがわかるような気さえする。
いや、実際、来た時よりも帰るときにはたくさん咲いていたようだけどね。
その花作りのプロである友人は某団体の中核的な存在で、ママさんバレーもバリバリとこなしているけど、今は一線は退いて監督的な立場らしい。もう一人の友もやはりママさんバレーで頑張っている。二人とも中学以来バレー一筋と言うから、高校のときだけやっていた私とは違って筋金入りだね。私たちのバレー部は同じ学年にちょうど6人いて、その学年でチームを組んでいたから、つらくとも苦しくともやめる訳にはいかなかった。この頃の出来事や思い出を書くと、ノート一冊ぐらいになりそうなのでやめとく。まぁ、あとちょっとで四国大会に出られると言うところまではいったよ。
彼女が配ってくれたお弁当とビールを美味しくいただいて、その後は腹ごなしに久しぶりに天守閣まで登ることに。
城山のてっぺんまで登ると、涼しい風がさーっと渡ってまことに気持ちがいい。この前まで寒い寒いといっていたのが嘘のようだね。
展望は春霞のために絶好とは言いがたいがそれでも鳥坂峠や大麻山も見えるよ。
下りは別の道を下ってみた。よく咲いた桜があったので、ちょっと仲間のスナップ写真なんぞもね。
下に下りてみると石垣の隙間から可愛いスミレが顔を覗かせていたよ。
帰りは例のごとく、我が家に立ち寄ってもらい、ビオラやバージニアストックを畑から掘り上げてもってかえってもらったよ。
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