センニチコウ開花
台風が去って、朝から抜けるような青空が広がった。
昨日から空気が澄んでいて、今の時期には珍しく山々がくっきりと見えている。
夕べは星も綺麗だった。こんな日は、山登りには最適の日に違いない。
花たちに水を遣るために外に出る。キキは相変らず、帰ってこない。
倉庫の中をもう一度念入りに捜してみるがいない。
畑では猛暑にもかかわらず、いろいろな花が戻り咲きしていたり、新たに咲き始めたりしていて、7月初めに比べると賑やかだ。
センニチコウが咲き始めている。5月初めに種まきしたものだから、3ヶ月もしないうちに開花したことになる。このセンニチコウはこの辺りでは「ボンサンバナ」と呼ばれている。丸い花なので「坊さん花」というのが訛ったらしい。ずいぶん丈夫な花で昔は白と濃いピンクの二色しかなかったように思うけど、今ではぼかしの花色が出ていて、これは優しい雰囲気で好きなので、ここ数年、毎年育てている。
今はこのくらいしか咲いてないけど、あと半月もすれば、地面が見えないほど繁る筈だ。
イチジクもなんだってこんなに元気がいいのだろう?と思うほど繁ってくれる。うちではイチジクはあまり食べないので、去年は夏場に枝を刈り込んだけど、今年はさぼったら、早くもいっぱい実をつけているよ。
後ろに見えてる黒い点々はシロヤマブキの黒い実だよ。
ハーブコーナーのボッグセージとチェリーセージも今を盛りと咲き誇っている。ボッグセージはもともと湿地や沼に生えていたセージなのだそうで、水切れするとすぐにくたっとなるので、これだけは水遣りを欠かせない。
両方とも私の背丈を越えるほど繁っているが、このチェリーセージに囲まれるように、やっぱりチェリーセージの仲間だけど、ヤメンシスイエローが咲いている。
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