ゴジカ開花
昨日、山から帰ったら、ゴジカの花が咲いていた。朝、畑を見回ったときには咲いていなかった。
ゴジカ(午時花)というぐらいで午後から開花するのをすっかり忘れてた。夏の花は一日花が多くて、それも、朝顔のように朝だけ咲くのや、ゴジカやニカンドラのように午後だけ咲くのやいろいろだね。
種苗店に種を買いに行ったら、この赤い花の写真が印刷されている種袋が目にとまった。
うちはご存知の通り、亜熱帯みたいなものだから、こういう熱帯系の花は良く育つ。インド原産というだけあって、高温多湿には強いらしいが、今年は雨が降らなかったので、毎日のように水遣りをした。今年は種まきが遅かったのと雨が降らなかったのとで、開花も遅めかなぁ。もっとも、気温が低いと発芽しないので、種まきは5月に入ってからのほうが確実に発芽するようだ。
去年もこぼれ種でたくさん咲いたが、念のため、種まきしたら、何の事はない、植え付けたそばから、たくさんのこぼれ種が発芽してきた。種を撒いて育てたのは、私が水遣りして甘やかしたか、水切れするとグンニャリとしているが、こぼれ種からのは、水をやらなくてもへっちゃら。たくましいものだ。
この画像は去年の9月に撮影したものだけど、たくさん咲き始めると、こんな風に落花した様子もなかなかのものだ。いかにも見てくださいといわんばかりに上に向いて落花するものが多い。冬の椿の落花をどこか思わせる。
赤い花の赤の色もいろいろあるけど、この朱赤は嫌いではない。
こちらは同じゴジカの仲間だけど実家近くの山間で見つけたキンゴジカという野草。沖縄辺りでよく自生している野草らしい。
ゴジカもキンゴジカもやっぱりアオイ科の仲間らしい花だね。
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