満濃里山散策、4
これはシロヨメナかな?シロヨメナとイナカギクの区別はとても厄介で、総苞の模様や色、形などと言う細かいところで見分けるようで、難しい。私の図鑑ではイナカギクは日当たりの良い山地となっているが、この場所は日当たりがが良いとはいえないので、ここはシロヨメナとしておこう。どなたかおわかりでしたら、ご教示ください。
少し歩くと今度はアキノキリンソウ。ここは歩いていくにつれて、いろいろな花が少しずつ群生しているようだ。山みたいに垂直距離がないので、群生の仕方がちょっと違うような気がするね。
アキノキリンソウもこの時期、どこの山でも必ず見かける花だね。
そろそろ4時なので、この辺でUターン。
帰路は道の反対側を見ながら歩く。
ヤブヘビイチゴの赤い実が良く目に付く。ヘビイチゴの実より、大きいようだ。
これは毒ではないが、無味なのだそうで(うちの末っ子が以前、味見を)さすがに口には入れない。
実はまだなってないが、コバノフユイチゴの葉っぱもいたるところにあるようだから、冬にはコバノフユイチゴがたくさん実をつけることだろう。
↑の画像中央にもコバノフユイチゴの葉っぱが写っているね。因みにコバノフユイチゴは美味しいよ。
これはナギナタコウジュかなぁと思うけど、花が咲き終わっていてはっきりしたことは断定できない。ナギナタコウジュにしては花つきが悪いような気もするし・・。なんだろう?割合たくさん見かけたが・・。来年は花の時期に来るとしよう。
先週、竜王山で見かけたのより、実がびっしりとついている。どうやらヒサカキの木を覆うようにヒヨドリジョウゴの蔓が絡み付いている。ヒサカキも黒い実がなるはずだが、あの実はいつ頃実るのだったかな?
すぐ隣りにはイヌビワの木。
大きな実が丁度熟れている。これも食べられるそうだが、イヌビワコバチが中にいるといけないので、パス。丁度イチジクの実を小さくしたような実だよ。
フユノハナワラビの群生に出会った。
30本ほどが群生していて見事。
まるで春のほんもののワラビが出てくる様子にそっくりだね。
来るときには気付かなかったね。
葉っぱの形と紫色の実の取り合わせが絶妙だ。
一輪挿しに投げ入れたら、秋を感じるにはもってこいだろう。
車をとめた場所に帰ったら、直ぐ近くのハナタデのヤマトシジミがとまっていた。
カメラを近づけても逃げようともしない。
その傍らには、春のワラビが何を間違えたか、顔を覗かせていた。
たった2時間足らずの散策だったけど、秋の花満載でした。
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