2005年、野山の花ベスト100、9月①
シコクママコナも9月がいちばん見頃のようだ。
四国の固有種という訳ではなさそうだが、こちらの山ではこのママコナしか見たことがない。尾根の乾燥した場所で見かけるようだ。たまに群生しているのを見かけるが、花が小さめなのでピンクや黄色と言う派手な色のわりには可愛い印象を受ける。
車道にまでつるが伸びて咲き誇っているボタンヅル。センニンソウとよく似ているが、花色は少しクリーム色がかっているし、一つ一つの花が小さいように思う。それとセンニンソウが平地でも見るのに比べ、ボタンヅルはどちらかと言えば山地で見かけるようだ。
ツルニンジンも夏の終わりごろから秋の終わりごろまで見かける。
シックな模様がとても個性的で、可愛い系の花とはまた違った魅力。着物で言うと紬や江戸小紋的な魅力かなぁ。どれ一つとして同じ模様がないのも楽しい。
こちらのはツリガネニンジンではなく、サイヨウシャジンだとも言われる。株によって変異が多い。
川のほとりやちょっとした山の麓などでよく咲いているセンニンソウ。
夏から秋にかけて咲く和製クレマチスだ。
子どもの頃にはあまり見た記憶がなくて、4,5年前に初めて見たときには、外来種かと思った。
keitann様 こんにちは
いい花ばかりが並び、目尻が下がってしまいました。
どれも素敵に見えます。
日本には、いろいろな花が有りすぎで、贅沢すぎて、砂漠の乾燥地や、氷雪の高地から叱られてしまいますね。
○シコクママコナ:これは三河のママコナとは一味も二味も違います。
○ツルニンジン:下から覗きましたね。やや反則気味、恥ずかしがっています。
○ツルボ:清楚な美しい姿ですね。惚れ惚れとします。
投稿: ぶちょうほう | 2005-12-25 18:45
ぶちょうほう様、こんばんは。
秋の花は華やかさはありませんが、じっくりと眺めたいような花が多いですね。
シコクママコナはこれは身びいきかもしれませんが、ピンクと白だけの配色より可愛く見えます。
黄色とピンクの配色なんて人口のものだったら悪趣味極まりないと思えそうですが、これが不思議と野草の世界にはあるのですよね。チューリップでもライラックワンダーと言う原種に近い品種はピンクの花弁に花芯が黄色く抜けるのですが、これがまたとても可愛いです。
ツルニンジン・・・下から覗くのは反則ですか??
内側の模様がとても綺麗なので覗かずにはおれないですよ。(^^;) 株によって模様が違うのが面白いです。
ツルボは画像で出したのは近くの川のほとりで咲くものですが、(川のほとりにはゴミなどが落ちています)大川山の頂上付近で咲くものはほんとに清らかに見えました。
投稿: keitann | 2005-12-25 22:56