2005年、野山の花ベスト100,9月②
テイショウソウは花だけを見るとハグマ類によくある花で、特別美しいとは思えないが葉に特徴がある。
草丈は30センチを越すような大型の花なので、花と葉が一緒に撮れないのだが、葉っぱはこんな風に斑入りで、これだけで観賞価値があるぐらい美しいと思う。
私の大好きなヒメヤブラン。ヤブランは割合どこででも見かけるし、鳥が運んでくるのかうちの庭にも勝手に生えてきたが、このヒメヤブランは自生場所を私は今のところ1箇所しか知らない。
草丈は10センチほどで茎の先端に2~3個の淡い紫色の花を咲かせる。葉の色も淡い緑色でヤブランに比べて数段可愛い。
これは例外的に花をたくさんつけているが、たいていは一輪か精々二輪しか花をつけいていないヤマジノホトトギス。これも山では初秋の定番の花。
シロバナサクラタデはそれでも何箇所か自生する場所をしっているけど、サクラタデは一箇所しか知らない。この場所のが絶えてしまったらもう見られないので、なんとか残っていて欲しいもの。
秋はタデ科、豆科、キク科の花盛りだが、野山の豆科の花には珍しく淡い紫色が上品なヤブマメ。これはちょっとした野山でよく見かける。
関西では赤花ゲンノショウコが多いというが、香川で見かけるのは圧倒的に白が多い。
野山の花ではないけど、徳島との県境付近には秋ともなると真っ白なそば畑があちこちで見られる。この畑のはまだ花が咲き始めたばかりだったが、丁度ガスが流れてきて、少し幻想的な眺めを楽しむことが出来た。
keitann様 9月もいろいろ花が来そうですね。
この記事にも素敵な花ばかりが責めてきて、目移りがして仕方有りません。
テイショウソウ?の葉の芸はこれは将来的に乱獲の危機が到来することを予測しているようですね。シクラメンのような素敵な芸を持っていますね。
園芸趣味のkeitann様とぐうたらな小生とで、ヒメヤブランの趣味がまたまた一致してしまいました。可憐な花ですね。大好きです。
サクラタデ、ヤブマメ、ゲンノショウコ皆素敵な姿ばかりで、ウットリとしています。
サクラタデってこんなに綺麗でしたっけ?と今頃馬鹿なことを言っています。
地球が丸いことを教えてくれた、ソバ畑・・・良い眺めです。
投稿: ぶちょうほう | 2005-12-25 18:57
テイショウソウはこちらの山では割合普通に見かけるものです。私にはよくわかりませんが、こちらの人が山野草として珍重するのはイワヒバとかシュンランなどが多いのではないでしょうか。
近くの道の駅でもユキモチソウなどはよく売られていますが、テイショウソウは見たことがないです。でも、折からの山野草ブームで、そういうものにまで目がつけられることがないとは言えません。
私は園芸趣味もありますが、ヒメヤブランみたいな小さな花は大好きですよ。園芸趣味と小さい野草好きとは決して相反するものではないと思います。
ゲンノショウコも小さな花ですが、これも大好きな花です。
サクラタデ、そういえばぶちょうほう様のアップされた画像にはは入っていなかったようですね。
同じ花を他の方がどのように撮影されるのかも興味深いものですね。
投稿: keitann | 2005-12-25 23:08