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2006-01-15

春の陽気

この季節にしては本格的に降った雨も昨日夕方にはやんだ。

溜まった洗濯物を片付けて、お昼ご飯を作って掃除機をかけたら、さぁ出発。

足もようやく平常に戻り、小手調べに讃岐富士にでもと思い、リュックにお湯の入ったポットを詰めて伊予柑一個とクッキーを入れる。川沿いの道を南に向かって走ると、阿讃の山なみに雪がない。しかも青空ではないものの、山頂がくっきりと見えている。この暖かさだし、昨日の雨で雪も解けて、しかも凍結もなさそう。と言うことは・・・・久しぶりで大川山の様子でも見てくるかなぁ。いとも簡単に行き先変更。

Dsc00428

画像は葉っぱの形からシロモジの木だろうと思う。大川山の5合目付近の車道沿いに生えていた木だ。

丸っこい芽をつけているのはきっと花芽だろう。

Dsc00423 少し向こうの手が届かないところにはサルトリイバラが赤い実をつけている。冬場はよく言えば、秋の名残と春の先取りを楽しめる季節だ。

Dsc00432_1 海抜400mぐらいの地点から眺める山頂方面。

年が明けたばかりの頃は、この付近一帯は私の住む市内から眺めてもかなり雪が積もっているように見えた。だが、今日のこの様子はまるで3月末頃と変わらない。

Dsc00416

車を道端にとめて徒歩で沢まで歩いてみた。

ほんの数百メートル進むと、道はこのとおり、雪に覆われている。

ここは大川山への二つの車道が合流している場所だ。

Dsc00420 合流地点にある沢は雪解け水を集めて轟々と流れている。そういえば冬場は水の少ない土器川も随分推量が多くてびっくりしたけど、あれは山の雪が解けて流れていたのだ。

しかし、まだまだ1月半ば・・・これから何度もまた雪が積もっては解け、そしてまた積もるだろう。

Dsc00434

一旦、山を下って、ユキワリイチゲの様子を見ることにした。

国道では温度表示が7℃となっている。この時期の3時過ぎとしては、非常に暖かいように思う。何より今日も風がほとんどない。

アワコバイモはまだ影も形もなかったけど、ユキワリイチゲのあの迷彩模様の葉っぱは既に出ていた。まだ、雪に覆われていて芽を出すことが出来ない場所もあったようだ。しかし、植物は確実に春に向けて準備をしているようだ。

コメント

keitann様 こんばんは
大川山は仲多度郡に有りますがこの山とずいぶんはなれたところにまた、大川郡というのが有りますね。
この名前は大川山と関連があるのですか?

ハンドルを握ってから行き先を変えることってたまにあることですね。
今回の行き先変更は当たりだったのですか?
道の合流地点の沢とは野口川のことでしょうか。
この沢沿いにはなにか良い花がありそうですね。
やや匂いますね。

ぶちょうほう様、こんにちは。
今日もまるで3月かと思われるような暖かさです。今年はどうも季節が前倒し気味ですね。
大川郡は東讃の郡でおおかわと読みますが、こちらは以前にも書いたようにだいせんざんと読むようです。私が持っている「四国百山」(高知新聞社刊)によるとこの山の頂上に大川神社という神社があるのですが<この社の起源は古い。今から千二百余年前の文武天皇の時代、役の行者が大川山に登ったとき、忽然と一人の老人が現れ「吾は大山祇神(おおやまずみのかみ)なり。吾のために祠を建てよ」と言った。このため行者が祠を建てたのが始まりという>とあります。
この山には春の花ではアワコバイモ、ヤマルリソウ、イチリンソウなどが咲きます。
ただ、普通の登山道はあまり面白みのない道です。(^^;)

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