« 春の陽気 | メイン | ジョウビタキは庭仕事の友達 »

2006-01-15

フユイチゴ

そのまま真っ直ぐ帰るつもりだったが、まだ辺りが意外に明るいので、寄り道してみた。

冬には毎年一度は立ち寄るところだ。

Dsc00442

そう、そこはフユイチゴが群生している場所。しかも車道のすぐ横の林の縁。

雪が積もっていると、雪とフユイチゴの真っ赤な実がとても綺麗なんだけど、この暖かさで雪は残念ながらこの付近には積もっていない。

その辺り一面に杉の植林下にフユイチゴが生えていて、丁度、頃合に熟したのもたくさんあった。スーパーの袋を丁度持っていたので、15分ほどイチゴ摘みをした。いい具合に熟れたのは、手で触れるや否やぽろっと落ちる。時々、口にも入れる。(^^;) 日当たりのいい場所のもののほうがやはり粒が大きいみたい。

車でほんの5分ほどのところには小さな集落もあるけど、誰もこんな野イチゴを摘む人はいないと見える。

Dsc00445 ヤブコウジの株もちらほらあって、真っ赤な実をつけている。

Dsc00448 また赤い実が・・・よく見たら、今度はツルリンドウの実だった。そういえば、以前雪道を歩いているときにもツルリンドウの実を見たことがあった。

Dsc00449 5時を回ったので幾らなんでも帰らなくてはと思い、車をとめたところまで歩いていると、なにやら見覚えのある実が木に絡まっている。これはツルニンジンの実だよね。

大川山の山頂付近にはいっぱい生えているけど、こんな麓にも生えるとは知らなかった。今まで見た中ではいちばん標高の低い場所に生えていた株だ。実の中の種子は当然こぼれたか、風に吹かれたかで、中は空っぽ。

Dsc00451 自宅に着いてから、摘んだフユイチゴをガラス鉢に入れてみた。

う~~ん、ジャムにするにはちょっと少ないかな?

日暮れ時でなければ、もう少し摘めたんだけどね。

でも、真っ赤な実はとても綺麗でしょう?

コメント

冬イチゴって、甘いような・・・すっぱいような・・・なんだか懐かしい味がしましよね♪
コレくらいだと、果実酒とかがいいのかな~?
私も、見つけたらついついつまんでしまいます~。!
でも、この辺の人は食べることを知らないとみえて、食べた痕跡のある冬イチゴは見たことが無いですね!?

チャッピーさん、こんばんは。
このイチゴ、甘酸っぱい味だから、砂糖を入れて炊くとジャムとかソースにぴったりだそうな。
ヨーグルトをフルーツソースで食べるのが好きなので、それ用に炊くといいですかね。

そういえば、今朝、友人から電話があって、やはり滋賀のご主人の親御さんのところに帰ったら、野イチゴをたくさん見たというのです。その人、イチジクのジャムを作ったりするマメな人なんですが、このフユイチゴだけは摘まなかったとか・・。
野山をあまり歩かない人にとっては、自然の木の実は親しみがもてないのかも知れないですね。
野山を歩くことって、いろいろな経験が得られていいことだと思います。ゆとりの時間に野山を歩かせるといいと思いますが、そんなことすると怪我させたりしたときに、責任問題云々でイマドキは難しいのかなぁ?

keitann様 今回は赤い実がたくさん寄りましたね。
冬イチゴのこれだけ集まった実をkeitann様はどうされるのでしょうね。
小生なら行き先は決まっていますよ。
果実種でなんの依存もありません。
フェイジョアでさえも果実酒で収まっているくらいですから。

そうですね。果実酒・・これはいいことを教えていただきました。この色ですから、きっと素敵な色のお酒に仕上がるでしょうね。早速、焼酎を買ってきます。
フェイジョア、2,3日前に立ち寄った園芸店の店員さんに「フェイジョアの苗木はありませんか?」と聞いたのがきっかあけで少しお話していたら、「うちの実家にも植えてますが、たくさん実がなりますよ」とのことでした。やはり香川ではそれほど珍しくはないみたいですね。
あ、そういえば、巨大ボケ(とてつもなく大きな実がなるボケ)や大ナツメの苗木なども見かけましたよ。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ