寒水仙
東北地方では記録的な大雪だそうで、たった今放映されていた、夕方のニュースでも岡山北部はものすごい降雪量だそう。15年程前に友人一家と大山にスキーに行くことになって申し込んでいたのに、雪不足のため呆気なく中止になったというのに皮肉なものだ。。私が経験するはずだった最初のスキーだったのに・・・そういう訳で、私は(そしてうちの子供たちも)雪の山には数度登ってワカンで歩いたこともあるのに、スキーだけはいまだ未経験だ。
我家では畑や庭のあちこちで咲いている日本水仙だが、これからの季節はまさに寒水仙という言葉がぴったりだ。この場所のものは南向きで後方にはウバメガシの生垣が控えているので、風に当たることもなく、よく伸びている。
クレマチス・シルホサも地味ながら次々と花を咲かせているが、11月頃に咲いたものはこのようにキラキラ光る綿毛をつけた。
綿毛と言えばツワブキも11月に咲いたものは、すでに種をつけ始めたが、開花が遅かったものは今も花盛りだ。
ピントが葉っぱに合ってしまったが、庭のマサキもまるでツリバナみたいな実をつけている。
今冬は色付くのが遅く、年末からようやく赤くなり始めたけど、まだ青い実のままの株もある。
3月頃に咲くラッパ水仙は、今頃芽を出すようだね。
1月3日に子供たちと一緒に実家に行ってきた。5日は父の27回目の祥月命日だ。息子の運転だったので、車から見える山なみを思い切り楽しんだ。3日の展望は素晴らしく、徳島の矢筈山、愛媛の恐らく法皇山系の山々と思われる山なみが見渡せた。
実家に着いて、急いで二階に上がり、ベランダから徳島の矢筈山を眺める。画像中央にうっすらと白くみえるのがそうだ。
実家二階は私や弟が下宿から持ち帰った学生時代の本が書棚に山積みになっている。その中に父の本だった庭作りの本が一冊紛れ込んでいた。昭和40年発行にしては高価な600円也の本だった。今の私より10歳以上も若かった当時の父は、どのような庭を目指していたのだろう?
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