想い出の山シャツ
この前、古いものを整理していたら出てきた、学生時代の登山用のシャツも、この際、捨てることにした。何しろ〇十年前に着ていたもので、サイズが合わないこともあるけど、虫に食われてしまってほころび始めている。
山の道具で捨てたのは、今までにキスリングぐらいだ。キスリングは昔の登山者が背負っていたもので幅広で両横にポケットがあり、本体部分にはテントやいろいろな装備がたっぷり入る。今では装備が軽量化されコンパクトになっているので、そんなものを背負う人はいないだろう。それに黄土色の帆布で出来ているんだけど、登っている最中に滝のような汗を背中にかくので、背中が当たる部分がかびてくるのだ。さすがにあまりの汚さと汗臭さに数年前に捨てた。(しかし、一応ワカンからキスリングからツエルトから、嫁に来るときに持ってきた私(^^;)
捨てる前にと記念写真を撮ったのが↑の画像。
このシャツを着て登ったのはどの山だったろう?とアルバムを開けば、あったよ。
これは3月初めの北八つでの春合宿だ。
高見岩にでも行く途中で撮影したのかな?
こちらは3年の4月の新人養成山行に違いない。これも場所はたまたま北八つだ。
一年生だけが妙に疲れた顔をしているなぁ。
まぁ、私も一番最初の山行では膝は傷めるわ、マメはできるわ、南国育ちで雪の上なんて歩いたことがないのに、いきなりの雪渓歩きで怖くてアシがすくんだり、いろいろあったものね。無理ないか~。
keitann様 こんにちは
セピア掛った思い出ですね。
山行の写真も貫禄の色合いになっています。
虫の喰う布地は高品質の証明です。
写真で気軽に残せるようになり、便利が宜しいですね。
投稿: ぶちょうほう | 2006-03-08 09:51
ぶちょうほう様、こんにちは。
想い出のシャツもとうとうごみになってしまいました。でも、一応、資源ごみに出したので、何かには再利用されるはずなので、それが救いですね。山の写真も〇十年経っているので、それはもうセピア色もいいところです。あの頃はニッカボッカに開襟シャツがやはり山の服装の定番でしたね。靴下は勿論、ウールのを二枚履き。
下の画像なんか、4月末ですから、今考えれば、登山口付近ではイチリンソウヤカタクリが咲いていたのかも知れませんね。でも、そんなの全然見た記憶がないのですよね。やはり、足元の花にまで目をやる余裕がなかったのかも。
投稿: keitann | 2006-03-08 16:25