シロヤマブキ
うちのシロヤマブキは我家に来てから何年目になるだろう?
もう10年近く前になるだろうか?主人の叔母夫婦が畑を潰してアパートを建てることになって、それまで植わっていた木々をうちと義弟のところにもってきてくれたのだった。いただいた木は富有柿、お茶の木、イチジク、そしてこのシロヤマブキだった。
私の住む讃岐は夏場は日照りがひどく、そのうえそれらの木を植えた畑は自宅からは地続きで近いが水道を引いてないので、真夏の水遣りに堪えるのだ。お茶と、柿は次々とダメになった中で、イチジクとこのシロヤマブキだけは夏の日照りにもびくともせず、しっかりと根付いた。
この木をいただくまで、ヤマブキに白い花を咲かせるものがあるなどとは知らなかった。樹高は今のところ2m足らずだが株立ちになって、株元から数本の幹が出ている。それほど剪定をしなくとも樹形は整うが、夏場に暑苦しいので、花後は私が適当に刈り込んでいる。大田道灌の歌にもあるように黄色のヤマブキには実がつかないが、これは真っ黒な固い実をたくさんつける。
真っ黒な実は株もとに幾つも落ちて、↑画像のように春先にはたくさん発芽する。
この前まで双葉だったが、あっという間に本場が展開し始めた。丈夫な木なので、畑と路地との境界付近にこれで生垣を仕立てtも面白いかなぁと考え中だ。
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