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2006-04-14

ヒトリシズカなど

ユキワリイチゲの群生する山では、イチリンソウ、ニリンソウだけでなく、ショウジョウバカマやヒトリシズカにも会えた。思わぬおまけに顔も自然とほころぶ。

Dsc01342_1

この前きたときに、ショウジョウバカマの葉っぱに気がつかなかったのは迂闊だった。

樹林帯のショウジョウバカマと違って、日当たりが良いから草丈短く締まって咲いているのが、いかにも健康そうだ。

このすぐ近くの山の山頂付近にはショウジョウバカマの百株を越える群生があるが、標高があるので、花はもっと遅いはず。

ここではそのショウジョウバカマのほうが物珍しいぐらいで、辺りにはイチリンソウ、ユキワイリイチゲ、スミレが断然多い。

Dsc01356ムラサキケマンが道端で咲いている。取り立てて山に行かずとも、ちょっと下林の縁などでよく見かける花だが、今年はお初だね。

Dsc01384 ホウチャクソウの仲間の芽生えだろうか?

この種類の仲間は花が咲いて見ないと、ちょっと自信がない。

Dsc01417 香川の山ではそれほど見かけないが、それでも毒草ハシリドコロがこの山付近には咲く。

Dsc01442 小さな白い花、ヒメウズはれっきとしたキンポウゲ科の花。我家でも何時の間にかいついている。良く見ると可愛い花だけど、撮影が難しいといったら!

Dsc01461 ピンぼけだけど、なんとこの日は新しくアワコバイモの咲く場所まで見つけてしまった。

そうだよね、こんな場所なら絶対に咲いているはず。

Dsc01460 ヤブレガサによく似ているが、ここの山に生えるのはニシノヤマタイミンガサというそうだ。

Dsc01496 ここにはヒトリシズカも咲くんだね~。

ヒトリシズカにはさまれた白い花はユキワリイチゲだよ。

Dsc01484 木陰ではユキワリイチゲがまだまだ見頃のようだったが、残念ながら日が翳ってしまって花が閉じている。

ヤマルリソウも咲き始めていて、スミレはアオイスミレからタチツボスミレに変わりつつあった。

Dsc01524 帰りに立ち寄った道の駅で、斜面一面我紫色に・・。何かと思ったらスミレの群生だった。驚いた。

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コメント

keitann様 良い眺めを有難う御座います。
ショウジョウバカマの花の色が清らかで新しくてgoodです。
ハシリドコロにいつも「毒草」という言葉がつきますね。何か恨みでもありましたか?
フクジュソウ、バイケイソウ、アセビ、レンゲツツジ、ミヤマシキミなどたくさん控えていますが、ハシリドコロだけはkeitann様には別格ですか?

タイミンガサの名は聞いたことがありますが、見た覚えがありません。
ましてニシノヤマを冠する固有種は見たことがありません。
成株の姿を見たいものですね。

ぶちょうほう様、コメントありがとうございます。
ショウジョウバカマは群生する場所を知っているのですが、ちょっと上に上がらねばなりません。
イチリンソウを撮影していて、紅色の濃いスミレが見えるなぁと思ったら、ショウジョウバカマなのでした。思わぬもうけものでした。
ハシリドコロにいつも毒草という枕詞がつくのは、やはり可哀想でしたね。トリカブトもそうですけど、花には罪がありませんものね。人間の都合で、毒草だの薬草だのと決め付けたのでしたね。
この山で見るヤブレガサと思っていたものが、実はニシノヤマタイミンガサだとは市内の野草友だちの方からお聞きしました。山頂付近にも群生する場所があるのですが、葉が展開すれば違いがわかるそうです。夏にでも比較してみますね。

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