5月の山にて、ツクバネウツギとユキモチソウ
前にも書いたけど、私がツクバネウツギを一番最初に見たのは西赤石山似登る途中で、その時は木も小さく、花つきも悪くてそれほど綺麗な花だとは思わなかった。
ところが昨日見たツクバネウツギは時期も良かったのか、大きな木全体にびっしりと花をつけてそれは見事だった。ツクバネウツギに対するイメージヶがらりと変わったといっていい。
白っぽい花だからそれほどアピールしないが、これがもしピンクか何かだったら、まるで枝垂れ桜みたいな感じに見えるに違いない。それほど見事な株だった。
そしてコガクウツギの花もすでに咲いている。コガクウツギはいつも剣山の登山口に至る道沿いでよく見る。今年はまだ剣山に行ってないが、この山でコガクウツギに会えた。ウツギとは言うがアジサイの仲間だ。
この前の徳島のとき同様、単独で咲いている。これも毎年剣山に行くときに見かけるが、たいていは数本が群生していることが多い。
ガスが少しかかった山の道。麗しい新緑の中を走るのは至福以外の何ものでもない。
すでに田植えの終った山里の風景。雨模様の中梅雨時の光景と間違えそうだが、バックの山肌の緑の色が6月とは違って若々しいことから5月とわかる。
平野部に下ると、 もうすぐ麦秋の季節を迎える麦畑が見え始める。
たった半日でもそれは小さな旅だった。
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