新緑散策、ウスノキなど追加
ここ数日バタバタしていて、この新緑散策シリーズのトップでアップした花画像がいまひとつだった。実は、忙しさのために画像をよく確認しないまま更新してしまったためだ。
よく見るともう少し自分では気に入っているつもりの画像があったので、追加でアップしてみる。
上画像はこれこそ間違いなく尾根道に咲いているオンツツジ。
いまだ若々しい緑の中を歩いていると、時折尾根の北側からさ~っとひんやりした風が吹き上がってくる。山に登っていると不思議とそういう冷涼な風が吹き上がってくる場所が何箇所かあることに気づく。地形の関係、特に下に沢があるからだろうか?尾根から下にスぱっと切れ落ちたような場所にそういう風が吹き上げてくる。カッコーの初鳴きを聞く事も出来た。気の早いセミも時折鳴いている。蝦夷春ゼミだろうか?
そして新緑の中、時折、こうしてオンツツジの鮮烈な赤が目にまぶしい。
こういう時間を至福のひとときといわずして何と呼ぼう?
冷たい風が吹き上がってくる尾根の谷側で咲いているオンツツジ。この山にはブナこそ生えないが、それでも名も知らぬ広葉樹が美しい。
展望台があったので、眼下の展望を楽しむ。オンツツジの眺め越しにはるか下方に民家が見える。標高差は500m以上はありそうだ。
地味な花だがウスノキを見つけた。
本来はもう少し赤い花だとと思うが、今から色づくようだ。去年、仙丈ケ岳の標高2500以上でキバナシャクナゲなどと一緒に咲いていて、何か分からず悩んだ花だ。この木も環境に適応する力が強いのだと思う。
白花のドウダンツツジは前にアップしたものよりこちらのほうが蕾が膨らんでいそうだ。植栽されて咲いているものと花のつき方が少し違うように思うのだけど、咲きあがると同じになるのだろうか?もう一度見る機会があればいいのだけど。
低い山ではすでに咲き終わったツクバネウツギも標高1000mではまだ咲いている。この木も低山から高山まで、いろいろな山で見かける。
もう一枚、別の場所で見かけたドウダンツツジ。
もう一枚、山頂直下で見かけたカラマツソウの仲間の葉っぱ。カラマツソウは夏の終わりごろから咲くので、花が見たければ8月に来る必要があるかなぁ。
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