滝見にて、オオキツネノカミソリ
花には遅かったかと思ったら、帰り道でまだ咲いているのがあった。
ヒガンバナ科ヒガンバナ属。キツネノカミソリと似ているが、見分けはオシベが花被片より長く突き出るとか。3年前の東赤石登山以来で見ることが出来た。
5月末だか6月始めに来たときに咲いていたミズタビラコもまだ咲いている。
咲き後も小さな花の形をしていて可愛い。
滝の水しぶきを浴びて気持ちよさそうなシコクチャルメルソウの葉。
葉っぱだけはよく見るが、そのわりに花が咲いているのはあまり見かけない。
ダイコンソウの果実になりかけているもの。私の画像でははっきりと見えないが、マ実はカギ状になっていて、よくくっついて運ばれるらしい。
オオハンゲもまだ咲き残っていた。
以前来たときは近くで大群生していたのだ。
サワガニといっても、沢の中でいるというより付近の土の上を歩いているのを良く見かける。
この辺りでは白花が咲いているのしか見たことがない。お隣りの愛媛では赤花もよく見るが・・。
剣山で見たのより、蕾が大きく膨らんでいる。
カラマツソウの仲間だが、関東地方南部以西、四国、九州に分布していて、南アルプスでは見かけなかった。
沢筋に多いようだ。
そして、沢から少し離れるとアキカラマツももう咲いている。こちらは草原や日当たりの良い野山に多い。
滝の近くをちょっと歩いただけで、10種類ほどの野草が見られた。
滝の近くは野草の宝庫なのだとつくづく思った。
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