シロバナサクラタデ
毎年、9月になると、シロバナサクラタデはそろそろ咲いただろうかと、気にかかる。
休耕田で群生しているのを見つけたのは、もう4年ほど前のことだったが、翌年には同じ場所にはもう咲かなくなっていた。
代わりに近くのため池の土手で少しばかりのシロバナサクラタデが咲くのを見つけて、ここ2,3年はため池で見るようになったが、環境があまり良くなくて、たくさんは咲いてない。
昨日もそのため池の白花サクラタデを見に行こうとして、久しぶりでかつての休耕田に立ち寄ってみた。
やっぱり咲いてないなぁと諦めて帰りかけたら、以前とは別の休耕田に咲いていた。
それも畦に近いところで咲いているので、撮影しやすくて良い。
不思議と田んぼの中央部分では咲かず、水路に近い側でほぼ一列に咲いている。
穂が枝垂れるところが、イヌタデなどと違って風情があるように見えるのだろうか。
こちらの画像は蕾のほうにピントが合ってしまった。白花といっても蕾はほんのりピンク色で、そこがまた良い。
ここ2,3年、見に行ってた、ため池の土手のほうにも、ちゃんと咲いていた。
しかし、何といっても休耕田に咲くほうがまとまって咲いているのと、湿った田んぼの土が絶好の環境とみえて、株が見事だ。
何とか来年も休耕田に生き残って欲しいものだ。
keitannさん、久しぶりにおじゃまします。
野原にも秋がやってきましたね。シロバナサクラタデ、どっかに咲いていないかなあ。毎年探しているんですけど。
休耕田って、魅力あります。どうしてあんなにいろんな植物がいっせいに集まってくるのでしょう。
いいとこ見つけた、と思っても次の年には埋め立てられていたりして、植物も大変ですが。
先日、アキノノゲシの集団に出会いましたが、すぐ近くで工事中でショベルカーが・・・今のうちにたくさん子孫を飛ばしてほしいものです。
投稿: noi | 2006-09-18 08:57
こんにちは。
白花サクラタデはおっしゃるとおり風情がありますね。私のウォーキングコースには、イヌタデやオオイヌタデばかりで、まだサクラタデは見つけられません。こんなに綺麗な花なら是非会ってみたいですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2006-09-18 17:09
noiさん、こんばんは。
noiさんちの近辺ではシロバナサクラタデは見当たらないのですか?
毎年、この季節はシロバナサクラタデの話題が出てますよね。
そういう私も去年までサクラタデが咲いていた、山里の休耕田に行ってみたんですが、サクラタデは今年は咲いていませんでした。
近くの方のお話ではその休耕田では今年は除草剤が使われたとか。
田んぼを作る側にとっては雑草の問題は切実なのでしょうが、せめて近くに移植するとか、何とか残して欲しかったです。残念です。
アキノノゲシはこちらでは健在で、半月ほど前に早くも咲いているのを見ましたよ(^_^)
投稿: keitann | 2006-09-18 22:50
多摩NTの住人様、こんばんは。
今日も少し野草散策をしてきて何種類課のタデを見ましたが、やっぱりシロバナサクラタデやサクラタデはタデ科の中では飛びぬけた美人ですね。
シロバナサクラタデは<東京都の保護上重要な野生生物種」:ランクC>というのに指定されているようです。ですから東京ではあまり見かけない植物になっている可能性がありますね。
もともと湿地や田んぼの植物ですから、環境が失われやすい都会では住み難いのでしょうか。
何とかお近くで見つけられるといいですね。
投稿: keitann | 2006-09-18 22:56