トラノオスズカケ
今日は台風も何とか過ぎ去って、吹き返しが吹いたものの、青空が復活した。
9月初めに野草友達のRさんに教えてもらったトラノオスズカケがもう咲いているらしい。
この前から花の頃に行きたいと思っていたので、昼前に出発する。
車を山すそに置いて、一応リュックを背負う。靴は今日はウオーキングシューズのまま。
ゴマノハグサ科クガイソウ属。
しかし、亜高山の日当たりの良い場所で咲き、草丈高く、花穂も長く伸ばすくガイソウとは共通点と言えば紫色の花穂になることぐらいだろうか。
検索するとスズカケと言う名は「鈴懸は、球形の花序の付きようが、(鈴懸衣)山伏などの修験者が着用する法衣の上につける結袈裟(ゆいげさ)についた、丸くて大きな房に似ていることから来ている」らしい。
この画像は花つきの良い枝を撮影したもので、株元からの長さは1m足らず。
枝は道路法面に垂れ下がるように伸びる。
全部で10株足らずの株を見たが、どれも鬱蒼と木々が生い茂って日が射さないような環境で咲いている。もしかすると午前中の少しの間はほんのわずかな日光を浴びるかも知れないが、1時間かそこいらだろう。
当然、自然光での撮影は難しくどれもフラッシュのお世話になった。
野草散策も5年6年ともなると新しい花に出会うことも少なくなるが、それでもたまにこんな珍しい花も見られるのでやめられない。
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