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2006-10-05

梶ガ森で秋を満喫、その2、ヒキオコシ

高速高知自動車道を大豊インターで下りると、しばらくは今まで南に向かっていたのを北に向いて走る。つまり梶ガ森は高知でも徳島寄りに位置する山だ。同行の野草友達のRさんもドライブで5年程前に一度来ているそうだ。

標識はきちんと出ているので道に迷う心配もないし、一昨年にこの近くの南大王というところに福寿草を見に2回も着ているので、記憶はまだ新しい。梶が森方面には南大王に向かう道を途中で右折する。

Dsc00590_2

集落が上にあるので道ははっきりしているが、四国の山の車道らしく細い道だ。私が座っている運転席側が山側になっている。視界に白い小花が飛び込んだ。車をとめて観察する。

Rさんがミヤマヒキオコシだと教えてくれたが、私はだいたいがヒキオコシの類は今までそれとわかって見たことがないのだ。一面に群生する様子は地味ながらもなかなか綺麗だ。

Dsc00605_1 別の場所で見かけた花をマクロで撮影してみた。ヤマハッカ属らしく、やっぱりキツネみたいな顔をした花。花の色はヤマハッカよりもずっと淡く、それでも斑点があるところなどもヤマハッカに似ている。

四国には四国にのみ分布するミヤマヒキオコシもあるそうだが、いろいろ調べて、今のところはヒキオコシではないかと思っている。

Dsc00579 草丈は60~80cmほど。秋の風にさわさわと吹かれていかにも心地よさそう。

ヒキオコシという変な名前は、薬草として効力があり、起死回生の力がある(つまり、死にそうな人も助ける??)と言うところが由来だそう。

Dsc00577 この前からあちこちで見かけるアキノノゲシも、わざわざ車を下りて撮影することをしなかったが、ヒキオコシの直ぐ近くで咲いていたので、撮影してみた。

優しい黄色の花色がなんと言っても良い。

キク科アキノノゲシ属。日本全土に分布するそうで、秋には日本中の人がこのなんとも言えないやさしい玉子色の花を見るのだろうか?

Dsc00588同じ場所で、キヅタの花を見かけた。

Rさんも私もキヅタの花を見るのは初めて。

シベが赤くてとても良いアクセントだ。こんなに可愛い花が咲くとは知らなかった。

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