梶ヶ森で秋を満喫、その4、タカネハンショウヅルなど
集落の途切れた場所に大きなイチョウの木が生えていて、もう銀杏の実がいっぱいなっている。車道にも銀杏が落ちているようだ。
そのイチョウノ木の周囲を回り込むように、ヘアピンカーブを曲がると、そこからは集落はなくいよいよ山道だ。
途中、閉鎖されたレストランが一軒あるが、ここまで食事をしに来る人はちょっといないだろうな。四国は人口が少ないので、山の中の食堂や施設が成り立っていくのは大変だ。
ガードレールそばに何か咲いているのが見えた。
9月末にも見かけたタカネハンショウヅルだ。あのときはまだ完全に開花してなかったけど、この日はバッチリ。ピンクの花弁(実はガク片)がクルリンと外側にカールしていてチャーミングだ。
ガードレールの向こう側に本体があって、その辺の低木に絡み付いているのだけど、中にはガードレールのこちら側まではみ出して咲いている枝もあって、直ぐ近くで撮影出来る。
この前見たのは紫色だったけど、ここで咲いているのは色がほんとに綺麗。
もう少し上で見た株では、咲き始めの花と既に咲き終わって実になりかけたものが隣り合わせだ。
アキチョウジも道沿いにたくさん咲いているが、草刈にあってないようでどれも草丈が70cmほどもあって見応えがある。
この画像の向かって左側の花はクリックして大きくしていただくと緑の丸い模様のところに花の蜜が盛り上がっているのが見える。Rさんに後で言われて私の画像も見てみたのだ。
こうして実物を見ると納得だ。
蟻が緑の模様のところに蜜をなめにきているのだ。
香川で見かけるのと、ちょっと顔が違っていて面白い。
まるでキキョウの花のような形をしている。
そして、模様や色はあっさりめ。
サラシナショウマに似ているが、花穂が細い。うっかりして、株もとの葉の画像を撮り忘れた。今ならオオバショウマとイヌショウマ、サラシナショウマの区別もつくだろうが、二年前だったら、多分わからなかっただろうな~。
キンポウゲ科サラシナショウマ属。
そう言えば、今年はとうとうサラシナショウマを見てない。
面白いわね。緑の斑点?のところから蜜が出ているなんて。虫媒なんだ~。良く知らないけど、ツツジは花びらの付け根から蜜を出していたりするのでしょ。アケボノソウは花びらの斑点のところからだなんて、また不思議ですね。
この間袋田の滝に行ったとき、山野草店があってのぞいていると、斑入りのツルニンジンを見つけたの。私珍しく衝動的に買っちゃった。(^^ゞ
投稿: primrose | 2006-10-10 10:37
primroseさん、こんばんは。
ツツジやツバキは子供のとき、花を取って蜜を吸って遊んだことがありますよね
このアケボノソウも蜜をなめれば良かったかもですね。
でも小さい花ですしね~。
花は小さいけど、アケボノソウは香川の山で見かけたのは私の背よりも草丈が高くなっていました。普通は7~80cmぐらいのが多いような気がします。
それでも野草としては結構大型の部類ですね。
ツルニンジンまで野草店では売っているんですね。
ここに時々見えるnoiさんも、JAでアキノキリンソウを売ってたとびっくりしてましたね。
こちらの野草店ではさすがに見かけませんね。
投稿: keitann | 2006-10-10 21:56