阿讃山脈で秋を楽しむ⑥ハバヤマボクチ
山頂でひとしきりいろいろな花を見て、さて山を下ろうという段になって、ふと後方を振り返ったら、ボクチの花が目に入った。
こんな大きな花に気がつかなかったのもおかしいが、辺りは木々やいろいろな草が生えていて、それらに紛れて、ほんとに今の今まで目に入らなかったのだ。
ボクチの仲間は数年前からたまに見かけるけど、名前をあまり知らなかった。
9月末にこの山域の隣りの山でキクバヤマボクチの花を見た。しかし、スズメバチが飛んで来て充分異観察することも撮影することも出来ず、早々に退散したのだった。
草丈は2mは越しているだろう。 ヒマワリぐらいの背丈で葉っぱや茎の感じもヒマワリみたいなものだ。ただ、花はうんと地味目の花で、それだからこそ目につきにくいが良く見ると渋くて落ち着いた雰囲気で、私は好きだ。
全体像を撮影してみたが、画像の中でもバックの木の葉に紛れ込んで、なかなか見え難い。
去年の同じ時期にここに来ているが去年は全然気がつかなかった。山見とをはさんだ向かいがわにも1株あったようだが、これは誰かが切ったようで下部もとの葉っぱのみだった。キクバヤマボクチでもそうだったが、誰かが切花用に切ったに違いない。
キク科、ヤマボクチ属。
山頂に生えている草の葉っぱの上でフキバッタが交尾をしていた。羽が極端に短くて飛ぶことの出来ないバッタらしい。
名前を昆虫に詳しいネットの知り合いに教えていただくまでは、バッタの子供だと思っていた(^^;)
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