海辺の花③ハマボッスなど
ツワブキの他にもその浜辺にはいろいろな植物が自生している。
私は普段は海辺の植物観察にはあまり行かないので、海辺の植物には疎い。わからない植物はRさん頼みである。
何かの植物がその辺にいっぱい生えているが、残念ながら花の時期はほぼ終っていた。
何とか探して、ようやく1,2輪、咲き残った花を見つけた。
花はなかなか清楚な白い花だ。ウムム、なんとなく好みの花だな~と思ったら、サクラソウ科らしい。しかもオカトラノオ属である。私の好みのはず♪。ボッスという変わった名前は仏具の一種の仏子から来ているらしい。
一輪だけでもこれほど綺麗なのだから、これが的間って咲いていたらどんなに綺麗だろうな。
花が終ると全草がこの赤茶色になって、ドライフラワーとしても花瓶に入れると映えるのではないだろうか?
ハマボッスとはまったく対照的に青々とした葉を見せているのがツルナ。食用にもなるそうで畑でも栽培されているとか。ここのものはまったくの自生のようだった。
ツルナ科ツルナ属。
花はごく小さな黄色い小花。
エンドウのような葉っぱもあちこちで見かけた。海辺の植物はハマ〇〇というのが多いので「ハマエンドウっていうんじゃないの?」と冗談で言っていたら、帰宅して検索したところほんとにハマエンドウだった。(^^;)
花は初夏に咲くらしい。
途中で眺めの良いカフェがあった。食事は予約制なのだけど、ピラフぐらいならできるそうなので、簡単なランチをいただく。
画像中央から少し右よりに見えるのは伊吹島という島で観音寺市の島である。良質のイリコが獲れる島として香川で知らぬものはないだろう。何しろ、讃岐ではうどんの出汁も味噌汁の出汁もイリコで取るのだから・・。
紫色の小花はこの秋初めて見たクコの花。五色台で去年たくさん見かけたが、こんな海岸近くでも咲くとは知らなかった。検索すると砂地を好むようで海岸でもよく自生しているようだ。赤い実も既につけていた。私が子どもの頃、祖母がクコが体に良いとよく言っていたように記憶している。今で言う健康食品のはしりだったのかも知れない。
さて、今から海岸線を走って、この画像中央の高台よりまだ向こうに見えている、七宝山という山に向かう。
七宝山は実家からも割合近い山なのに、不思議と今まで一度も行ったことがないのだ。
コメント