2006年私の庭の花ベスト100、5月②
4月半ばまでは畑に咲く花も庭で咲く花も、小さめの花が多いのですが、4月の末頃から、気温の上昇とともに、草丈の高い花が咲き始めます。
畑は一気にいろいろな花が成長を始めるせいで、土が見えないほどびっしりと花で埋まります。
緑色の花はニコチアナライムグリーンと言います。2年ほど前まで我が家では赤いニコチアナを植えていましたが、どういうわけか赤い方が絶えて、代わりに種から育てたこのライムグリーンが今は畑のあちこちに植わっています。タバコの仲間ですから勿論暑さにも強いのですが、寒さにも結構強くて、我が家では路地で冬越しします。今もこれほどではありませんが、畑で緑の花を見ることが出来ます。どういうわけか虫に好かれる花で真夏はカメムシ、春にはヨトウムシがずいぶんつきます。私は薬剤は使わないので、駆除がずいぶん大変でした。
ここ10年ほど我が家の定番の花になっているアグロステンマです。ピンクの大型の花を咲かせますが、草丈も1m半ほどになり、切花にも向きます。
カエノリナムは草丈も20センチほどで、淡い紫色の小花を咲かせる可愛い花です。一本では少し地味すぎるので、10株ほどを大き目のコンテナに植え込むと、良い感じです。
前年秋に購入した冬咲きホクシャが5月にも花を咲かせました。色合いがとても気に入っていたのですが、今年の猛暑を乗り切れず、駄目になってしまいました。ホクシアは大好きなのですが、なかなか夏が越せないですね。今のところ、3年間に入った株が一株だけ維持できています。
花友さんに種を分けてもらったオダマキです。水色ともムラサキともつかない儚い色の花を咲かせます。これは種がたくさん採取できて、今年もたくさん育っているはずです。
カスミソウは毎年、一年草のコベントガーデンというのを育てています。これはものすごく種が出来る品種で、しかも発芽率がすごく良いので、種まきの量を加減しないと、畑がカスミソウだらけになります。
しかし、嫌味のない真っ白な花はどんな花をも引き立ててくれる存在ですね。友人たちに、どんな花の苗がいい?と訊くと、たいてい、皆、カスミソウを欲しがります。
友人から種を分けてもらったシレネはとても丈夫で、畑で大きな株に育ちました。
色が少しきついですが、たまにはこんな色も良いでしょう。
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