梶ヶ森、早春
先週初め、Tさんから携帯メールをいただきました。
18日の日曜日が急に休める事になったそうで、週半ばに行く予定だった近場の山の春蘭のお花見を変更して、少し遠出にしようという事になりました。
前々から春の梶ヶ森に行きたかったので、提案させていただいたら、OKとのことです。
車はTさんが出してくれる事になり、私はコンロやガスを用意するという手はずになりました。集合場所は高速インター近くのスーパー駐車場で6時にというのは、私が決めさせてもらいました。
地図は大田口、豊永、どちらからでも登れるように2万5千図を二枚、用意しました。
前夜は午後11時までお仕事で、終わってから、パッキングと翌日の家族のご飯を用意します。就寝はやはり2時半頃になってしまいました。
5時起床で洗濯物など干して、用事を済ませたら出発。Tさんの車にザックを移して予定通り6時に出発です。
南の空が明るく染まっています。朝焼けです。たいていいつもハンドルを握っているので車内では撮影できませんが、今日は助手席なので、朝焼けの画像を一枚撮影します。
お天気はまずまずでしょうか?
立川PAで一度コーヒーブレークを入れて、コーヒーを飲んでいる間、Tさんに私が撮った山の花の写真や学生時代の山歩きの写真を少し見ていただきます。
剣沢で撮影した写真を見て、剣岳の話などに花が咲きます。
話をしているとすぐに大豊インターに着いたような感じでした。大豊からは例のごとくR32を徳島方面にバックします。大田口の駅の近くから登山道が出ているのです。私の心積もりでは山頂付近は花も咲いていないだろうし、今日は麓から龍王滝あたりまでを歩こうかなというつもりでしたが、Tさんはそれほど長い距離は歩けないということで、急遽、龍王滝から山頂までの歩きに変更となりました。
途中、車道には雪も少しはありましたが、Tさんの車はジムニーなのですいすいと登ります。滝の駐車場には8時前に着きました。これも予定通りです。靴を履き替えて歩き始めは丁度8時。
歩き始めると直ぐに見事な霜柱が立っていました。最初は滝までの沢沿いの道を10分ほど歩きます。
落差はそれほどでもないですが、日本の滝百選にも選ばれています。
ここからは初めての道なのでちょっと緊張します。駐車場に先客の車が一台ありましたが、その人の足跡なのか、雪の上には足跡がちゃんとついていて助かります。
ルートは雑木林の中を通っていて、自然公園になっているからか、ヤマボウシ、カマツカ、ヤマグワなどいろいろな木に名札がかかっていて、ありがたいです。ただ、裸木では見分けがつかないので、夏場に来て葉の形なども見てみたいと思います。
8時45分、定福寺奥の院到着。といっても、画像は奥の院建物ではなく、うっかり休憩所のような建物を撮影してしまいました。道標が立っていて、ルートはこの上で二つに分かれていて、ゴロゴロ岩経由山荘行きと、天狗の鼻経由山頂方面に分かれていますが、Tさんは膝の手術後で岩場は無理なので、天狗の鼻ルートを取ります。
奥の院の上手を横切ってやや西方向に斜面を巻くようです。
ルートはこんな感じです、斜面から転落するのを防ぐために一部鉄柵や鉄でできた通路もかけられています。
雪が少し多くなってきます。
9時3分、真名井の滝通過。
水量が少なく、高度も少し高いせいか半分ほど凍結しているようです。滝が凍結しているのは初めて見たので、珍しくて何枚も画像を撮ってしまいました。
2万5千図には滝の名は書いてないですが、以前に一度来ているというTさんが名前を教えてくれます。
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