ニリンソウ
ニリンソウは四国の山ではイチリンソウほどは見かけないようです。
低山で咲いていることはあまりなくて、私が見たものはたいてい標高500M以上で咲いています。数もイチリンソウよりは少なくて、ニリンソウを山で見ると大喜びしたものです。
しかし、先週歩いた山ではニリンソウをたくさん見ることが出来ました。
ニリンソウには真っ白な花を咲かせるものと花弁がピンクに染まったものがあります。花弁といってもイチリンソウと同じで、花弁に見えるのは実際はガクヘンです。
↑画像は、中でもピンクの色の濃い花が5~6輪集まって咲いていた株です。イチリンソウでは花弁の裏側がピンクに染まりますが、ニリンソウでは表もピンクに染まった花が多いです。なんて愛らしいのでしょうね。
ニリンソウはこんな風に一つの花茎が二つに分かれ、花を二輪咲かせることから二リンソウの名があるようです。しかし、全部が全部の花が2輪で咲くかというとそうではなく1輪のもあれば3輪のものもあります。
イチリンソウとは何より花の大きさが違っていて、イチリンソウが花径4センチほどなのに比べ、ニリンソウのほうは花径は二センチぐらいです。葉っぱには白っぽい斑が入っているとが多いですね。↑の画像の葉っぱを参考になさってください。
自然の中で咲いている姿が撮りたくて、寝そべって撮影しました。落葉樹が芽吹き始める頃に咲くようです。
素敵に咲いているでしょう?
マクロで撮影した株です。ピンクがはっきりとわかります。なんて綺麗なんでしょうね。
芽吹きが始まったばかりの林はそこに入りだけで身も心も癒されるようです。
昨年、高尾山に行ったときイチリンソウと見間違うほどニリンソウの色が白いのにびっくりしましたよ。
こちら(滋賀・岐阜・三重)で見るのは花弁の裏がピンクのが多いです。花は丸っこいのが多いような気もしますが・・・
先週行った美濃の山は登山道に沿ってずっとニリンソウでした。今週あたり満開かと・・行きたかったなあ。
今年は山回数が多いですね、keitannさん。
投稿: noi | 2007-04-22 19:54
noiさん、こんばんは。
ニリンソウもイチリンソウも、真っ白な花と赤味を帯びたのと二種類あるようですね。ニリンソウは別の場所で見たのは真っ白な花でした。でも、私はピンクを帯びた花が好きですよ。
花弁の形も自生地によって細長いのや幅が広いのやいろいろで楽しいです。
四国の山は暖かいせいか、ニリンソウは案外少ないようです。よく関東などで台群生しているようですが、そんな大規模な群生は見られません。でも、沢に沿ってところどろで咲いているだけで私には十分でしたよ。
ワタクシメ、年々、山に行く回数が増えているようです。このぶんだと来年はどうなるかな?
投稿: keitann | 2007-04-22 23:23