イチリンソウ、その1
今の時期、イチリンソウの花が野山で綺麗に咲いています。
数年前まではイチリンソウとニリンソウの区別もつかなかったのですが、さすがに4年程前から見分けがつくようになりました。
私が毎年イチリンソウを見る場所は5箇所ほどありますが、すでに今年は3箇所で見てきましたので、ご紹介したいと思います。
先ずは15日に県境の山で見てきたイチリンソウです。
この場所で咲くイチリンソウは花びら(実際はガクヘン)の裏が紅を刷いたよう似ほんのりと薄紅に染まっています。そのことから別名ウラベニイチゲと言う名でも呼ばれます。一つの花の花径は4センチほどもあり、草丈の割に大きな花を咲かせます。しかも真っ白な花が群生することから、咲きあがるととても目立ちます。
芽吹きの始まった雑木林の木の株元でとても気持ちよさそうに日向ぼっこをしています。
イチリンソウは普通は一株に一輪だけ花をつけるので、イチリンソウと言う名がありますが、中にはこんなニリンソウ状態で咲いている株も幾つかありました。
キンポウゲ科イチリンソウ属。
高い山に行けばまだまだ5月初め頃まで見ることが出来そうです。美しい花です。
おはようございます
イチリンソウ 美しく咲き乱れていますね!
こちらにはイチリンソウがないので ニリンソウとどこが違うのかしら・・・と思ってましたが 最近気が付きました
葉が違いますね♪
ちょっと面長な感じがします
ニリンソウのほうが幅広ですね?
投稿: yuuko | 2007-04-21 09:19
yuukoさん、こんにちは。
お返事が遅くなりました。金曜日は一日山で、昨日はお仕事やら植え替えがたくさんあって、なかなかネットタイムも取れませんでした。
北海道にはニリンソウは咲くけど、イチリンソウは咲かないのですか??
そういえばこちらでも、イチリンソウは低山に多いですけど、ニリンソウはちょっと高いところ・・標高500m以上に登らないと見かけません。暑さに弱いんでしょうね。
市rんそうとニリンソウの違いは何よりイチリンソウは花の大きさがニリンソウの倍くらいありますよ。それにニリンソウはこんもりとカーペット状に株が広がりますけど、イチリンソウは一株一株に分かれています。
ちょっと慣れると葉っぱも株も全然違うので見分けは簡単です。南アルプスではサンリンソウも見ましたよ。
次回はニリンソウの花の記事にするつもりです。
投稿: keitann | 2007-04-22 10:56
では、イチリンソウはキクザキイチゲくらいの大きさで 感じも似ているのでしょうか?
投稿: yuuko | 2007-04-23 08:35
yuukoさん、こんばんは。
またまたお返事が遅くなりまして申し訳ないです。
キクザキイチゲとイチリンソウなのですが、アズマイチゲは見たことがありますが、キクザキイチゲは四国には分布しないので、まだ見たことがないんですよ。
ですから私の図鑑の記載だけで書くと、イチリンソウは草丈10~30センチで花径4センチ、キクザキイチゲは草丈が10~20センチで花径が3センチとあります。と言うことはイチリンソウのほうが一体に大きそうですね。
キクザキイチゲは花弁が8~13、イチリンソウは5枚ですから、その点でも見分けがつきますね。
投稿: keitann | 2007-04-24 22:57