今年もカタクリのお花見、その5、稜線へ
こんな木漏れ日の射す登山道もまたいいものです。こんな歩きができるのも早春の山ならではです。後一ヶ月もすると木々は若葉を繁らせて、この道は緑陰の道となることでしょう。
木々の間からタムシバの白い花も見え始めました。10日前に香川の標高1000mで見たばかりですが、この付近は標高1500mほどなので、まだタムシバが咲き残っているのです。
11時半前に銅山川源流の碑に着きました。ここが最後の水場だそうで、お昼はここで食べようということになりました。登山道が狭いので、歩く人の邪魔にならないように座って食べ始めます。私は自宅から玉子スープを余分に持参していたので、若いお嬢さんに差し上げて、ポットに入れてきた熱湯を注ぎます。私はといえばコンビニで買ったカップ入りのインスタント味噌汁とおにぎりですが、これがまた山では美味しいですね。
空っぽになったポットに沢の水を半分入れて、後でコーヒーを入れようということになりました。しかし、結局、この日は暑くて、ホットコーヒーの出番はなかったのでした。ナスビ平周辺ほど人は多くはありませんが、それでも時折、通り過ぎるパーティーもあります。
おなかも一杯になったので、12時に出発。段々と木々の間から赤石山系が見え始めました。
稜線が段々と近付いてきます。登山道はそれほど厳しい登りでもなく、気持ちのよい道です。
12時15分、稜線に出ました。一の谷越です。ここからチチ山方面にに向かうので、進路を西に取ります。針葉樹の向こうに赤石山系がずべて見えています。
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