ミズキとエゴ
ミズキも一昨年までは名前がわからなかった樹木でした。
5月には良く似た白い花を咲かせるガマズミが山野ではたくさん咲いていますが、ガマズミがいつまででも咲いているんだな~ぐらいにしか思わなかったのでした。樹木の見分けはまだまだ出来なくて、撮影して帰っても、良くわからなかったというのが本音でした。
丁度,去年の6月に植物の会の方に同行して山を散策させていただきました。そのときに憶えたのがミズキとクマノミズキです。
ですから今回はこの樹木の花を見てミズキだということはわかったのですが、クマノミズキなのかミズキなのかまではわかりませんでした。確か葉のつき方がどちらかが対生でどちらかが互生です。帰宅して調べてみました。葉が対生で、花期が6月~7月と一ヶ月遅れで咲くのがクマノミズキだそうです。とすると、標高1000mで見かけたこの花はミズキでしょうかね。去年、同じ標高で6月に咲いていたのがクマノミズキでしたから・・。
画像では細かいところまで見えないのですが、互生のようにも見えます。
それにしてもミズキは割合大きくなる木なので、トップ画像のようにマクロで花を撮影できることは珍しいです。
この木は尾根筋に生えていて、樹高が4~5mと低かったので,マクロ撮影が可能でした。
全体はこんな感じですね。6月に山地を車で走っていると良く見かけます。
やはり6月に白い花が咲くエゴの木です。山ではかなり背が高くなる木で、地面に白い花がいっぱい落ちているのを見て、初めて、エゴの木の存在に気づきます。
上を見上げてみました。この日は天気はまずまずでしたが、それでも樹林の中は薄暗いので,上を見上げて撮影してもうまく撮れません。かろうじて白い花が咲いているのがおわかりでしょうか?これは、高さが7mぐらいのところで咲いています。
エゴは実生でたやすく育つ樹木のようで,我が家でも花友さんからいただいた種と、ご近所で拾ってきたエゴの種から実生で育てている株が10株近くありますが、どれも元気で育っています。そのうち3株ほどは地植えにもしていますが、すくすくと大きくなっているようです。さて、実生のエゴに花が咲くのはいつのことでしょうね。
こんにちは。
エゴノキの花は本当に綺麗ですね。私は2年前に枝先を10センチほど挿し木にしてみたら、今は60センチほどになり、今年初めて花を付けました。
投稿: 多摩NTの住人 | 2007-06-09 13:30
多摩NTの住人様、おはようございます。
エゴは山では丁度5月から6月にかけてが花盛りのようです。
挿し木にも出来るのですね。成長の旺盛な木ですから,そう仰られて見れば、なるほどとも思います。
私は挿し木があまり得意ではないので、何でもかんでも種まきしますけど、挿し木も樹木の増やし方の良い方法ですね。
昨日も愛媛の山に行ってましたが、道中、エゴの花が綺麗でしたよ。
投稿: keitann | 2007-06-10 09:19