クモキリソウとツチアケビ
ラン科クモキリソウ属。スズムシソウジやガバチソウなどもよく似た仲間らしいですが,私はなぜかクモキリソウしか見たことがありません。そう言えば、コクランもクモキリソウの仲間らしいですが、葉っぱは低山でよく見るのでうが、まだ花を見てませんね。この時期はどうしても低山を歩く機会が少なくなるからでしょうか。
葉が分るように撮影してみました。葉は2枚葉でわかりやすい葉っぱをしています。銅山越えで見かけた葉っぱとよく似ています。
全体が緑色をしていて、マクロ撮影しづらいですね。
唇弁がくるりと反り返っているのが特徴らしいです。
こういったランの仲間は1株見つかればたいていは数株がかたまって咲いています。このときも6,7株の小群生を2回ほど見かけました。
漢字では雲切草と書きますが、何が語源なんでしょうね?
こちらもラン科でツチアケビの蕾です。ラン科ツチアケビ属です。私の図鑑には「山地の林内や笹薮などに生える葉緑素を持たない腐生植物」とあります。今まで何度か見ていますが、今度のように蕾の時やすでに実になったときなど、なかなか花の見頃にお目にかかれません。
まるで小さいバナナのような異様な実を見たのが初めての出会いでしたが、花は思っていたより綺麗です。
keitannさん、こんにちは。
東赤石山の渾身のレポート、楽しませていただきましたよ。カメラを忘れてしまったのがとても残念でしたね。
タカネバラ、是非見てみたいです。最後はゴゼンタチバナまで登場してびっくりです。アルプスは到底行けそうもありませんが、東赤石山ならばどうにかなりそうなので、チャンスがあれば行ってみたいです。アルプスで咲く花が咲くので驚きです。keitannさんの一番のオススメはいつ頃ですか。
クモキリソウは今年は花を見ることが出来ず、実になっていました。ツチアケビにも会えませんでしたね。
それからチダケサシですが、僕の知っているチダケサシは薄いピンクの花です。そして湿地以外で見たことがありません。山に咲いていたとしても水が流れているようなところです。
投稿: ルンバルンバ | 2007-07-11 18:25
ルンバルンバさん、こんにちは。
赤石山系の登山口にはいつも本州のナンバーの車がよくとまっていますよ。
中国地方ではちょっと味わえないアルペン的な眺めが楽しめて、しかも花も満載ですからね。
タカネバラの時期はお勧めですよ。株数も多いし、とにかく色も香りも良いです。私も今まではオトメシャジンの時期しか登ってなかったのですが、人も少なめですよ。しかし、山口からですとどうしても一泊は覚悟するか、夜に出発して,早朝に登り始める必要がありますね。7月末になるとタカネバラはほぼ散っていますが,今度は四国ギボウシやオトメシャジン、シモツケソウが咲き始めていると思います。
いつ行っても、期待を裏切られないように思います。
チダケサシらしきものは2年前に南アルプスの前山で見たのですが、自生場所はやはり道路法面の水が滴るようなところでしたから,多分チダケサシであってると思います。色はピンクも白もあるようですね。
投稿: keitann | 2007-07-12 11:26