御来光の滝、その2、谷へ下る
8時10分頃、目指す展望所駐車場に着きました。
とまっている車は4,5台というところでしょうか。身支度を整え、山靴に履き替えます。そのとき、60代ぐらいの男性が近づいてきて「御来光の滝に行かれるんですか」と訊かれました。道がちゃんとついているかどうかも訊かれました。S君は「道はちゃんとした道ではないし、ルートも不明瞭な個所があるので、行くのはあまりお勧めはしません」と答えています。
駐車場付近からの石鎚の姿です。何しろ、スカイラインから石鎚が見えたのは初めてなので、ここぞとばかり写しまくります。「ここから見る姿は槍ヶ岳に似ているね~」などとS君と話します。石鎚は見る角度によって、ずいぶんと姿が変わる山だそうです。
ズームして御来光の滝を撮影してみます。去年来た時は、石鎚山頂は見えなかったのですが、この御来光の滝だけは見えました。
ちょっと見ただけだと、とても行けそうにもないように見えます。
御来光の滝の部分を切り取ったものです。落差は82mだそうです。
駐車場近くに咲いていた萩です。ツクシハギというハギのようです。
8時半、いよいよ歩き始めます。
最初は車道を少しだけ歩くとある個所から谷へ降りる道がついています。
スカイラインからは一旦、下の面河川(おもごがわ)まで下るのですが、この下りが200mほどあって、しかもかなりの急坂です。特に傾斜のきついところはトラロープがつけられています。下るときはまだいいのですが、帰りは最後にこの急登ガ待ち構えているという訳で、「これを最後に登り返すのは大変やね」と思わず口から出てしまいました。S君曰く「この登りはしんどいから、帰りは途中に二本休憩を入れてもいいよ」とのこと。
道は尾根沿いに下っていて、シャクナゲの木、ヒメシャラの立派な木などもあり、時にはブナも見かけます。しかし、花が何も咲いていないのと、急な下りで足元が悪いのとで、途中でデジカメを出すチャンスがありませんでした。
下るにつれて沢の音が大きくなって、9時丁度に堰堤に下ってきました。
堰堤の直ぐ下を見下ろしました。少し青みがかった綺麗な水です。
勿論、この下流沿いに歩いてくることも可能だとか・・。
この付近は紅葉で有名な面河渓の上流になる訳ですから、秋の紅葉はさぞかし綺麗でしょうね。
一方、堰堤から上流を眺めるとこんな眺めです。この付近は流れが見えませんが、伏流しているようです。
ここで10分ほど小休止します。
おはようございます。
ついに御来光の滝に行きましたか。あそこは一度行くと病みつきになってしまうんですね。途中の川沿いの景観、そして滝本体。滝を包む周囲の空間。どれも素晴らしいです。来月紅葉の頃にも行こうと思っています。
投稿: おいわさん | 2007-09-24 07:21
おいわさん、こんにちは。
御来光の滝のことはおいわさんのHPで時々見せていただいてました。でも、そのときは登る気がなかったので、きちんと見てなかったような・・。
今回は仲間が案内してくれるというので、ルートの研究もしないで参加しました。帰宅してから、この記事を書くためにおいわさんのHPを何度も見せていただきました(^。^;)順序が逆ですね。
近ければ紅葉の頃に行って見たいですが、何せ、登山口までに3時間から3時間半かかるので、ちょくちょく行くのはしんどいかも・・。
南に向いているのと、周囲が岩場で樹林がないので、ずいぶん開放感のある明るい滝ですね。それまでもっていた滝のイメージとはずいぶん違いました。
投稿: keitann | 2007-09-24 12:51
keitannさんのコメントと写真で
少し行った気分。
こういうところ歩きたいですねー。
投稿: あすかちち | 2007-09-24 16:57
あすかちちさん、ここの水はほんとにとても綺麗でした。
そちらのほうでも山に入ると沢の水の綺麗なことには驚かれると思いますよ。
昔は平野部を流れる川もこんな風に綺麗だったのでしょうね。
投稿: keitann | 2007-09-25 00:09