紅葉の東赤石山、その2、ツルリンドウの実
今回の服装は登山用の速乾Tシャツの上から合物のビエラの開襟シャツと言う格好です。6月から10月前半までは半袖のみで歩いていましたが、さすがに10月末ともなれば朝の山の空気はひんやりとしています。上からシャツを羽織っていて丁度良いぐらいですね。
陽射しはきついですが、途中までは樹林の中を歩くので暑さや日焼けはあまり気にしなくても済みそうです。
今回歩いたコースを地図中に赤線で記してみました。同じ道を歩かず、登りは瀬場谷から右側の尾根コースを下りは赤石山荘経由で沢コースを下るというミニ周回コースです。
登山口の瀬場の標高は等高線を読むと約650m、山頂は1706mですから標高差は1050mということになります。単純に計算しても3時間はかかる計算ですね。
最初は薄暗い樹林の中の道をジグザグに登っていきます。この道は四国電力の保線路にもなっているようです。登り始めて早々にツルリンドウの赤い実が目に付きました。
花はつい一週間前にも見たばかりですが、赤い実は今年になって初見ですので嬉しくなります。
アサマリンドウも登山口からほんの少し登ったところで、すでに咲いています。この先、ほぼ山頂付近まで、このアサマリンドウとツルリンドウが登山のお供になってくれたのでした。
一旦、樹林が途切れる場所に出ます。この付近は以前は葡萄かキュウイでも作られていたようです。今は栗の実がたくさん落ちています。
そして葡萄ではありませんがまるで葡萄みたいな色をしたアオツヅラフジの実が鈴なりでした。
栗はシバグリというのでしょうか。ちょっと小さ目の実です。帰りにたくさん拾おうと思っていたのに、忘れてしまって、拾ったのは登り道で拾ったたった2粒だけ(^。^;)
きっと甘くて美味しいんでしょうね。
筏津からの登山道と合流します。この分岐を8時40分通過です。
画像中の白い布や赤いテープが瀬場への下山路の目印です。道標などはこの場所にはありませんので要注意。
この分岐付近は豊後と呼ばれている場所で、以前は集落があったようで、石積みの跡など人のすんでいた形跡が残っています。
これもその一つで、行きには気付かなくて下りのときに撮影したお茶の花です。良く見ると山道の両側にお茶の木がたくさん植えられていて、真っ白な花を咲かせていたのです。お茶の木は山の集落の名残ですね。
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