秋晴れドライブ、その7、木の実たち
ナツハゼの実も、そろそろ黒く色付いています。この実は食べられると知っていたので、一つつまんでお味見してみました。だけど、酸っぱ~い・・。昔、父に連れられて里山でキノコ狩り(父はハッタケ採りと言ってました、ハッタケがこの辺りで採れる代表的なキノコなのです)をしていると、ヤマブドウと言って食べていたのがこのナツハゼだと思います。この酸っぱさと黒い実に、子供の頃から憶えがあります。
しかし、このナツハゼを見た場所では春に花を見ているのに、てっきりスノキかウスノキだとばかり思っていました。
この花が咲いていた場所にナツハゼの実があるということは・・・これはどうやらナツハゼの花だったようです。実がなれば、ウスノキは赤い実だし、スノキは黒い実だし、見分けがつきます。
今までナツハゼとは思っていませんでしたが、う~~ん、難しい。どれもブルーベリーの仲間ですね。
真っ赤な実はコバノガマズミのようです。普通のガマズミの実はこんなに丸くないですね。
頭上2mぐらいでぶら下がっていたアケビの実。これは間違いようがないですね。でも、何も道具を持ってなかったので、収穫することは出来ませんでした。
春に同じ場所で花を見ていたので、直ぐにわかりました。
カナムグラの実は久しぶりで見かけました。ビールの原料のホップの実に似ているそうですよ。
三頭山のススキの株下で咲いていた小さなオトギリソウはナガサキオトギリでしょうか。
こちらもススキの中で咲いていた、草丈たった5センチのネコハギ・・・。あまりに小さいので笑っちゃいました。
これも数年ぶりで見かけたクマツヅラ。クマツヅラ科の花は園芸種にもいくつかあって、バーベナの仲間などがクマツヅラ科です。そのおおもとのクマツヅラは前に見たときも日当たりのよい場所でしたが、今回も日当たりの良い草原のような場所に生えていました。
背景に黄色いのが見えているのは勿論、セイタカアワダチソウでしょうね。
スハマソウの葉っぱは夏を越しても葉っぱがちゃんと残っていました。余談ですが、我が家のユキワリソウはなんとか生きていてくれたようですが、葉っぱはすべて消えました。つい数日前に植え替えたばかりです。
この辺りの山はどこに何が生えているのかが頭に入っているので、ドライブと少々の歩きでも、ずいぶんと秋の花などを楽しむことが出来ました。何より良かったのは展望でしょうか。
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