2007年、野山の花ベスト100、4月①
丁度10日間ほど、高知花散策の記事をアップするために、年末の総集編の記事を後回しにしてしまいました。
今年も残すところ8日となり、総集編が終わるかどうか危ういような気もしますが、大掃除と雑用消化に明け暮れるのも、つらいものがあります。私自身も、一年間に見た花を思い出して、リフレッシュしながらアップしたいと思います。
トップを飾るのはヒナスミレです。スミレの花も毎年少しずつですが、見分けられる種類が増えてきました。中でも今まで葉っぱだけを見ていて花はまだ見たことがなかったヒナスミレを見られたのは嬉しい出来事でした。
しかも今年の春は例年にもまして野山歩きの回数が多かったので、ヒナスミレを何度も見る機会に恵まれました。葉の色と花の淡いピンクの取り合わせが「スミレのプリンセス」と言われるだけあって、とても上品なスミレです。
比較的身近な野山で出会うことが出来て、驚きました。
海に面した里山には自生の山桜がたくさん生えていて、瀬戸内海をバックに見る山桜は今までに見たどの山桜よりも新鮮でした。
身近にこんな素晴らしい場所があることを誇らしく思えます。
こちらも里山に群生していたスズシロソウです。里山に自生する花は思っていたよりずっと多様で、今までより一層、里山を見直すきっかけとなりました。
高知の秘境と言われる山の麓で見かけたシロバナネコノメソウです。確か去年は見られず、二年ぶりで見ることが出来ました。
山ではごく早春に咲く花です。
まだ咲きあがったばかりの初々しい花には淡い緑色の部分があって、それが好ましいです。
可愛いブルーの小花が目を引きます。
ヒトリシズカも今年はいろいろな山で見ることが出来ました。低山から標高1000m以上まで、幅広く自生しています。
いちばん綺麗な時期に見ることが出来て最高でした。
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