鶏足山、その1、アプローチ
いよいよ早いもので、師走に突入しました。
年の暮れといっても、昔ほどバタバタしなくなりましたが、それでも一年の最後を締めくくる一ヶ月と思えば、ただの月初めとはちょっとは気も引き締まろうというものです。
さて、遅れ気味のブログの記事ですが、今週初めに行ってきた徳島のマイナーな山、鶏足山についての記録です。
↑画像、向かって右の面白い形のピークが鶏足山です。
ピークといっても、きちんとした山頂というよりも、もっと高い山から張り出した尾根の一つのコブといったほうが正確かと思います。
地図中に記したピンクのラインが車道で、ブルーのラインは歩いたコースです。
鶏足山という名前は、主人の友人で山登りをされるKさんたちと一緒に2月の寒峰に福寿草をを見に行ったとき、帰りの車中であそこを入れば鶏足山に行ける」と教えられたのでした。
Tさんの仕事のお休みが26日ということで、どこかに行きましょうということまでは決まったのですが、前夜に電話で話していて、行き先を迷っていました。二人とも26日は夕方から用事があって、アプローチの長い山や歩行時間が長い山は無理です。高知の低山でも行くかな?と思っていたとき、Tさんから「鶏足山はどう?」という話が出まして、即、OKしました。
アプローチも二時間ほどですし、何より標高が低いはずなので、歩行時間も短いはず・・。例の如く、それから詳しいことをネットで検索です。地図もなければネットからDLしてくるつもりでしたが、運良く、二万五千図の川口の地図は持っていたので、プリントアウトするまでもありませんでした。
しかし、問題はその川口の地図中のどれが鶏足山なのか?ということです。ネットでいくつか検索して、ようやく地図の入ったサイトがわかりました。それによると西祖谷山村上吾橋の東南東に位置する1085mピークから西南西に伸びた尾根上にあるコブのようです。↑地図中の二つの赤い点が1085mピークと鶏足山です。
それほど早く出る必要もないだろうということで、集合は満濃のスーパー駐車場に8時と決まりました。
翌朝は娘と末っ子の二人分のお弁当を作って、洗濯物を干したら出発です。しかし、車を出してしばらくして、ラーメンをザックに入れるのを忘れたことに気付きました。どうせ、ガソリンも入れないといけないので、隣のコンビニでカップ麺を調達することにします。平日の朝で、思っていた以上に信号待ちなどが時間がかかり、集合時間に10分ほど遅れてしまいました。Tさん、ごめんなさい。
この日は前日に打ち合わせた通り、私が運転します。ルートは勿論、R32利用の猪鼻峠越えです。11月半ばの落合峠行きに通ったときよりもずいぶん紅葉が下りていて、峠までの道中も綺麗でした。
池田からは吉野川左岸に沿って南に走ります。大歩危で橋を渡る前に最後のコンビニでコーヒーとパンを買い込みます。この日は朝からバタバタでコーヒーを飲む時間がありませんでしたからね。
大歩危で吉野川を渡って、祖谷方面へ入ります。県道32号に入ってほとんど走らないうちに、進行方向右側にタイヤ屋さんが見えます。ここを右折します。この右折場所は以前にKさんから教えてもらっているのですぐにわかります。
道路はそれほど広くもありませんが、徳島の山道にしてはまずまず走りやすい道です。
山の中の林道と言うイメージを抱いていたのに、意外に集落もところどころにあるようです。どうやら集落を結ぶ、生活道路のようです。
のんびりと運転していたら、向こうから大きなダンプカーがやてきました。待避所がうまい具合にあったので、そこでダンプカーが通過するのを待ちます。車をとめたついでに辺りの風景をチエックです。
上を見ると集落があって、綺麗な茶畑がその下に広がっています。新宮インター付近も茶畑が多いですが、四国のど真ん中のこの付近は、茶畑の多い場所ですね。Tさんに寄るとお茶の木は霧が良く発生する山間部が栽培に適しているのだそうです。この画像の撮影時間が9時40分となっています。
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