日差しに誘われてドライブ②ツルウメモドキ
いつもの散策場所で車をとめて、野草を少しだけ見てみます。
ここは里山への登山口にもなっているので、時間があれば登りたいところですが、この日はすでに午後3時を回っているので、おとなしく登山口近辺をうろうろするだけです。
11月末にここを通ったときには気づかなかったツルウメモドキが、たくさんの実を見せてくれました。近くの畑では農家の方が忙しそうに白菜を収穫しては、またどこかに軽トラックで運んでいきます。都会の人が見つけたら喜びそうなほど赤い実がいっぱいなっていますが、農家の人たちはそんなものには目もくれないですね。
ワレモコウもアケビもそんなわけで、この地では誰にも手折られずに、ひっそりと咲いています。
1月に入っているので、さすがに少しくたびれてしなびかけた実も見られます。
11月末には驚くほどたくさんの実がついていたマユミも色がちょっと落ち着いて渋さを感じました。
徳島との県境付近の山では、マユミの実がなくなって果皮だけがひらひらしていましたが、ここでは食べるものがあるのか、まだまだ中身の実が残っています。
少し上のほうにこれもマユミの木らしいのですが、こちらはなぜか葉が落ちてない木がありました。
近づけなかったので確かめませんでしたが、コマユミなどではないと思うのですが・。
ツリガネニンジンも11月末まで咲いていましたが、さすがに咲いている花はなくて、実にまっています。
バックが青く見えているのは空ではなくて、農家の人がハウスで使用していたブルーシートだと思いました。
このドライブの2,3日前に東讃に言ったばかりですが、東讃野山ではどういうわけかツリガネニンジンもツルウメモドキも見かけることがありませんでした。
ツリガネニンジンは西讃の里山ではたいていどこででも見かける花ですが・・。
狭い香川でも東と西では植生が少しずつ違っているのでしょうか。
こんばんは!
さすが一眼デジ 綺麗ですね♪
一番上のツルウメモドキが好きです
ツリガネニンジンの種はこんな風につくんでしたか
いつの間にか倒れてしまっているので気がつきませんでした
真弓の実もずい分沢山実ったのですね
こちらでは ツルウメモドキだけは木の高い所で美しく実っています
投稿: yuuko | 2008-01-22 19:45
こんばんは!
一眼が板についてきましたねー。
ツリガネニンジンはそのままのカタチで枯れるんですね。
知らなかったぁ。
でもそうすると種はどこに?
投稿: あすかちち | 2008-01-22 20:35
yuukoさん、こんばんは。
このツルウメモドキは40-150mmというので撮影したものです。自宅だと標準レンズでもいいですが、野山ではやはり少し望遠できるほうが便利ですね。
自然の花や木って、近づけない場所にあるのも結構多いですから・・。
最初の画像のバックで赤い玉がぼけているのもツルウメモドキです。別に狙って撮ったわけではないですが、偶然こんな具合になって、ラッキーでした。
ツリガネニンジンはこちらの野山では良く見かけるけど、だいたいこんな姿ですよ。倒れたりはしないと思います。
マユミは今年は豊作だったようですね。マユミに限らず実物は今年は良かったようで、うちのピラカンサスがこの前まで実がありました。野山の実が不作の年には早くから無くなります。
ツルウメモドキも奥深い山の中だとたけの高い木のうえで見ます。ここは直ぐ近くに畑や田んぼがあって、農家の人が邪魔にならないように木は切り詰めているみたいです。ツルウメモドキもそんなわけで、低いところに茂ってます。はさみもっていけば、1枝ぐらいいただくことも簡単なんだけど、たいてい、そんなこと忘れてますから(^。^;)
投稿: keitann | 2008-01-22 21:54
あすかちちさん、こんばんは。
そうそう、カメラを変えると腕は同じでも、カメラがうまく撮ってくれます(^。^;)
散策されていてもツリガネニンジンの実はあまりごらんになったことがないですか?私は一年中見て歩くので、枯れた姿や実の形、ロゼットなどいろいろな姿を見てますよ。
花がわかったら、次は一年を通して見るのも面白いですよ。
種は時期が来ると土の上に落っこちます。
このときは数十本が群生していたので、少しだけ種採取してきましたが、あまり遅い時期に咲いた花はうまく結実しないこともあるようです。
中身が空っぽの実もあれば、ぎっしり種が詰まった実もあります。
投稿: keitann | 2008-01-22 21:59