三豊散策、その3、トウダイグサ
トウダイグサですね。私は意外に、トウダイグサはこれまであまり見たことがないのです。タカトウダイやナツトウダイは見たことがありますが、ただのトウダイグサはもしかすると初めての出会いかもしれません。
黄緑色の花はとても綺麗な色で、この季節にぴったりの若々しい色ですね。コンデジのマクロで撮影すればよかったと、後で思いましたが、後の祭りです。花の仕組みもとても面白そうなので、今度見かけたら、マクロで撮影してみたいと思います。
乾いた場所が好きなんですね。
遊歩道の傍らにシュンランが咲いています。3月末からこっちで登った山で、シュンランに出会ってない山は一つもありません。そのぐらい讃岐の里山ではごく普通の花ですね。
この面白い形の葉っぱはカクレミノのようです。検索によれば「ウコギ科カクレミノ属。関東南部以西の本州・四国・九州・琉球、朝鮮南部・台湾に生育する常緑の亜高木性の樹木。
温暖な地域の二次林や常緑広葉樹林の林床に生育する」とありますね。低山の薄暗い林の中で時々見かけます。
こちらはまったくの自生のヤマブキです。林の中なので、まだ蕾でした。
ヤマブキの下ではトベラの葉も見えていますね。
イブキシモツケの若葉のようです。このときも若葉の色がなんて美しいのだろつと、しみじみ思いました。
キク科の植物にも株元から新芽がいっぱい出ています。キクの仲間は今ごろ、新芽を出すのです。私が育てているアシズリノジギクもこんな感じで新芽を出しています。
この山には二年前の秋に来ていますが、そのときはシマカンギクが大群生していたので、おそらくシマカンギクの株でしょう。葉もシマカンギクの葉と同じ形をしています。
keitann様 こんにちは
暫らく来ないうちに随分進んでいますね。
訪問していない期間の記事を纏めて流し読みさせていただきましたが、まさに百花繚乱の状態ですね。
この記事では山吹の下にトベラの葉があるのでびっくりしました。
小生は山に入ってトベラに出会ったことが無いのです。
あの木はてっきり公園の植栽に限定されると、勝手に脳味噌の中で整理されてしまっていました。
投稿: ぶちょうほう | 2008-04-05 19:12
ぶちょうほう様、こんばんは。
野山にどんどん花が咲き進むのとお天気もまずまずなので。半日程度の散策を頻繁にしています。おかげで画像が良くたまりました。アップするのが大変ですね。
こちらの低山は海に近いので、トベラはよく見かけるんですよ。讃岐富士にもトベラが生えています。我が家のトベラも勝手に生えてきたものですから、自生は珍しくないみたいです。
海の近くの公園だとトベラが植栽されることもありますが、私は自生のを野山で見るほうが断然多いです。
ヤマブキはこんな低山で見るのは珍しく、どちらかと言うともう少し高い山で見かけることが多いですね。
投稿: keitann | 2008-04-06 00:14
こんばんは。
トウダイグサはなかなか強健なようで、アスファルト道路のそばのやや乾いた空き地に群生しています。大きくなると、草刈りに遭う運命ですが、それでも毎年顔を見せてくれるので、楽しみにしています。
投稿: 多摩NTの住人 | 2008-04-06 18:43
多摩NTの住人様、こんばんは。
トウダイグサ、そちらではよく見かけるのですか?
私はどちらかと言えば、山に散策に行くことが多いので、トウダイグサは珍しく思いました。
黄緑色がとても春らしくて綺麗で感激しました。
投稿: keitann | 2008-04-06 22:33