三豊散策、その4、コバノタツナミソウ
何か紫色の花が芽に飛び込んできました。コバノタツナミソウです。海に近い低山ではごく普通に見られるタツナミソウです。まだ咲き始めで、この場所が南向きなので、特に暖かく、開花が早いようです。庄内半島の紫雲出山でもそろそろ開花が始まっていることでしょう。
こちらもこの季節、どんな野山でも目にするヒメウズです。ヒメウズは自宅でもどこから来たのか、とうとう住み着き、数を増やしています。
好きな花なので抜きはしませんが、相当繁殖力の強い植物です。
キンポウゲ科オダマキ属。切れ込みの有る葉っぱはオダマキの葉にそっくりです。
草丈が低くて、その割に頭花の大きいタンポポが道にはチラホラと咲いています。
暖冬の年には冬から見られるタンポポも今年の冬はさすがに見かけることがありませんでした。
こちらのタンポポにはモンシロチョウもとまっています。こんなのどかな眺めを見る限り、子供時代の春の様子と、どこも変わらないように見えます。
道沿いには放棄された畑があって、アケビがその辺りの樹木に絡まり放題でした。
私の子供時代にはこれほどアケビやムベを見ることはなかったように思いますから、山の下草刈りがおろそかになっているのでしょう。
駐車場に向かって下り始めると、ユキヤナギの立派な株が見えました。しかし、手入れもされてないのか、これもツル性の植物が絡まっています。ユキヤナギは山すそなどに、随分大株になっているのを良く見かけます。農家の方が切花用にk植えたのかも知れません。
駐車場に着いたときには、もう満車で、車をとめるスペースもないようでした。
↑画像右端に滝が少しだけ写っていますね。
この日は3時ごろに用事があったのですが、まだ1時間半ほど時間があったので、南に走って産直市にタケノコが出ていないか見に行くことにしました。
途中、私が通った中学の横を通ると、校舎が建て替わっていて、びっくりしました。私が入学したときにはまだ真新しい校舎や体育館でしたが、あれから何十年も経つのです。古い校舎を思い出しては、しばし回想に耽ったことでした。
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