土小屋~筒上~笹倉湿原、その3、岩黒山
瓶ヶ森をバックにして、アケボノツツジが咲き誇っています。すでに先客のカメラマンがいらして、三脚を立て、熱心に撮影されていました。先客のカメラマンの方が撮影し終わるまでかれこれ10分近く、花を眺めて待ちます。花は残念ながら、少しだけ咲き進みすぎていましたが、それでも絶景には違いありません。S君の話では木もかなり老木となってしまい、かつての勢いはなくなったとか・・。
大きなブナが根こそぎ倒れています。
再び稜線に出ると、未知の右にも左にもアケボノが咲いていて目移りばかりします。
この木は樹高が5Mは越そうかと言うかなり立派な株です。
アカヤシオと違うのは花柄やオシベに毛がないことなんですね。
アケボノツツジと石鎚の両方が一度に入る絶好のスポットがありました。
こちらはアケボノツツジ越しに見えるスカイラインです。スカイラインからもアケボノツツジが見えていたのは、この付近のアケボノが見えていたというわけです。
二年前はこの丸滝尾根から番匠谷まで下ったのでした。
2年ぶりに見るコヨウラクツツジです。このツツジはコンデジでは撮影が難しいのですが、一眼だと難なく撮れました。小さな赤い花が愛らしいツツジです。
この日歩いたコースではよく見かけました。以前、笹ヶ峰でも見たことがありますが、四国では標高1500以上ぐらいで見かけるようです。
空はまだ晴れてはいるものの、快晴ではなく、午後から少し下りになる気配が濃厚です。
岩黒山のピークに差し掛かってきました。
ピーク手前で咲いているショウジョウバカマですが、咲き終わったのか花の色が赤っぽく変色しています。
途中で写真を撮りまくりなので、コースタイム50分のところを1時間もかかっています。
北西の方角に石鎚が霞みながらも、まだ何とか見えています。
keitann様 こんにちは 下の記事で見事なアケボノツツジを心行くまで拝見させて頂きました。
そしてこちらでもそれを拝見しながら、山歩きで写真を撮ることについて少しだけ・・・・・
keitann様と同じく、小生も山ではカメラを首からぶら下げて歩きます。それはすぐに被写体に対応できるるからですが、同じ考えからでしょうか。
以前このページで、一眼レフで撮影する人に対して手厳しくコメントされていた方が見えましたね。彼によると一眼レフ派は、最良のアングルを求めて被写体の回りを踏み荒らしがちだとか・・・・・見方によっては偏見に満ちた見解でしたが、これも弁えておくべき項目でしょうね。
三脚が場所を取って、他人の撮影アングルを邪魔する問題・・・・これは厳に戒めねばならないことでしょうね。
かつて、白旗史朗さん主宰の、涸沢で、カールの紅葉を写すツアーで、一斉に皆さんが三脚を立てて撮影されていたそうですが、その方たちがなかなか退かないので、「撮影マナーが悪いぞ」と一喝された登山者が見えたとのことです。
撮影ポイント、アングルの長時間占拠ということで三脚使用は他人に遠慮する心を持たないといけないですね。
三脚を立てたそのことにより、微少な植物を踏み潰すことだってありますから、湿原などでは絶対にやめなければならないですね。
以上から、山歩きに三脚携行は馴染まないのかもしれませんね。
三脚無しでどれだけクリアーな画を作り出すか・・・そういう工夫こそ大事なのかもしれないと思い始めています。
投稿: ぶちょうほう | 2008-05-25 11:30
ぶちょうほう様、こんばんは。
首からカメラをぶら下げているのは、やはり、小鳥や景色、花など、直ぐに対応できるからです。ザックに入れていてその都度出すのは大変ですよ。
誰もいない場所で三脚を立てるのは良いですが、それでも、花の株などを傷めることに繋がってきますね。
私の場合は撮影よりも山歩きそのものに目的を置いていることも多いので、三脚はもちませんが、撮影に目的を置いている人の場合は三脚がなくては話にならないのかも知れません。
まぁ、私程度の画像なら、三脚を立てるほどのことはないと思っているのですが・・。
でも、一人で同じ場所を独占するのも、珍しい花を盗掘して一人で庭で楽しむのも、根本は同じようなものかもしれませんね。
要は他者に対する配慮があるかどうか?でしょうか。
投稿: keitann | 2008-05-25 23:06