春の尾根筋では、その1、セトウチウンゼンツツジ
車で走っているとなにやら白いものが林の中に見えました。「なんだろう?」不思議に思い、車をとめるとそれはセトウチウンゼンツツジでした。
以前はシロバナウンゼンツツジと呼ばれていたツツジで、香川の山では時々見かけます。花の直径は2センチもないでしょう。高知の山友達の方はこんなツツジは見たことがないと言ってましたから、瀬戸内側にだけ自生するツツジのようです。
何か花の大きさがわかるものはないかと探しましたら、近くでナガバノモミジイチゴの花が咲いていましたので、一輪拝借して、セトウチウンゼンツツジの花の横において見ます。
画像中央に並んでいるのがおわかりでしょうか?ナガバノ・・・よりもまだ小さい花ですから、花の小ささがおわかりいただけることでしょう。さすがにコメツツジよりは大きいですが、花が小さいので木も小さく、樹高はたいていは1mぐらいまで、株張りも精々1mぐらいのものしか見ないですね。
全体の姿です。小さな小さな花が舞っているようでとても可愛いです。
これは車から降りるのが面倒で、車の中からズームで撮影した画像です。
この付近はヤマブキもとても多くて、まるで植えているのかと思ったら、遠くに見える山の斜面にも黄色い野がいっぱい見えていたので、やはり自生なのですね。
コナラなどの芽吹きの柔らかい色合いはなんともいえません。一週間前には山桜が綺麗でしたが・・。
それでも標高1000m近くまで登ると、まだ山桜が咲いているのですよ。
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