新緑の徳島の山へ、その1、スダジイ
5月12日、山友達のTさんと徳島の山に行ってきました。
目的はクマガイソウを見ることだったのですが、さて、結果はいかに?
因みに去年のクマガイソウのお花見の記事はこちらで、今年は去年より2日早いのです。
前日までの雨も朝には上がりました。待ち合わせはいつものドラッグストアに7時です。この日はTさんが車を出してくださることになりました。
車の窓から見える山々は山肌がくっきりと見えて、新緑がこの上なく美しいです。運転してくださってるTさんには申し訳ないですが、存分に景色を楽しみました。↑は吉野川を渡っているところです。
まるで手に取るようにくっきりと見えます。
山肌に白っぽく見えているのは、去年までは何だろう?と思っていたのですが、スダジイだということが、今年はわかりました。
この白っぽい色は雌花序が満開になった色なのだそうです。
この山行の印象はスダジイの印象が強かったですね。
コンビニで昼ご飯と行動食を買出しした後で、道路の上のほうで咲いているジャケツイバラを撮影します。
この場所に来るまでもこんな風に咲いたジャケツイバラを4,5箇所で見ました。
去年は気が付かなかったのですが、車を置いた場所の直ぐ横に、茶畑があって、地元の方たちが10人近くで、お茶の葉っぱを手摘みされていました。最近はお茶の手摘みの光景など珍しいので、失礼して撮影させていただきました。
最初に目に付いた花は、マルバウツギです。5月~6月は山を歩くと必ず出会うのがウツギです。ウツギの名のつく花は科もいろいろな科にまたがっていて、それぞれの種類によって花の咲く時期も微妙に違います。マルバウツギは中でもミツバウツギに次いで早く咲くウツギではないでしょうか。ユキノシタ科ウツギ属。葉が丸っぽく花も可愛い花で、ウツギの中ではいちばん好きな花です。
スダジイの大きな木がここにもありました。香川ではこれほどスダジイをよく見かけることはないですが、高知や徳島の山にはかなり多いように思います。
冬場に高知に行くと、山が冬枯れせずに青々としているのは、この常緑広葉樹のスダジイが多いからだと、私は思っています。
歩いている足元に赤い花が落ちています。上を見上げるとオンツツジの花。
Tさんと「去年はオンツツジの花は咲いてなかったよね」という話になりました。
オンツツジの花は好きな花なので、見れば撮影しているはずです。
木の間から射してくる日光の中にそこだけ明るく咲いているオンツツジはほんとに素敵でした。
新緑もまだ初々しくて良いですね。
ヤマサギソウとかそんな仲間ではないかと思ってます。
杉の植林の下ですが、お天気が良いので、明るいものです。
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