6月中旬に見た花、その6、シソバタツナミ、キヨスミウツボ
斑がずいぶんはっきりと出ていて、奇麗なシソバタツナミソウでした。
しかし、タツナミソウの同定はずいぶん難しく、同じ山で見たのでも、かなり変異があるように見受けられました。
カシ類アジサイ類の根によく寄生する。
今までヤマウツボは時々見たことがありますが、キヨスミウツボは今年初めて見かけました。
アオテンナンショウの大小の株がまるで親子のように並んで立ている姿はユーモラスでした。
ツルアジサイは見ている分にはきれいですが、からみつかれている木にとっては、あまりうれしくはないでしょう。
あまり絡まれると枯れてしまうと思います。
6月にはアサギマダラはまだ標高1000m付近の山にいることが多く、この山でもウツギの花の蜜を吸蜜にきていました。
くるりとカールしたカベンは愛らしいですが、薄暗い沢沿いなどで多いので、撮影が難しいことが多いです。
シソバタツナミは初めてです。色々あるんですね。本当に綺麗なな葉です。
ウリノキは見てみたい花のひとつですが、さすがに平地では見られませんね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2008-06-28 17:33
多摩NTの住人様、こんばんは。
私もシソバタツナミは、このときがはじめての出会いでした。
県内の山でも、初めて見る花というのが、野草散策7年目でもあるものですね。
やはり季節を変えて、時々歩かなければと思ったことでした。
ウリノキは昨日登った東赤石山でも時々見かけました。
沢筋に多い木です。低木ですので、葉を目当てに探されると良いのではないでしょうか。
投稿: keitann | 2008-06-29 00:23
keitann様 キヨスミウツボは始めて見聞きしますね。
千葉県の清澄山が名前の由来なのでしょうか。
それとも葉緑素のないこの姿を清く澄んだ姿と見做したのでしょうかね。
小生はヤマウツボすら見たことがなくて、今年は重点的にそれを探して歩いていますが、今だ姿を見せてくれませんね。
アサギマダラはこの季節、特に若々しく見えますね。
投稿: ぶちょうほう | 2008-06-29 18:45
ぶちょうほう様、キヨスミウツボは仰るとおりで千葉の清澄山で見つかったことに由来するとか・・。私はそういっても清澄山がどんな山なのかさえ知らないのです。
ヤマウツボはここ数年、毎年のように見かけています。キヨスミウツボは山ウツボよりかなり小型ですが、群生するので、目に付くようです。
東赤石で見たのは、かなりたくさん、群生していました。
アサギマダラは毎年、どこかで出会う蝶ですが、こんな風に一足早く出会うと、嬉しさも倍ですね。次回見るときはキレンゲショウマのお花見の剣山かなと思っています。
投稿: keitann | 2008-06-29 22:37