6月中旬に見た花、その5、ウツボグサとオカトラノオなど
ウツボグサは好きな花の一つで、4,5年前はウツボグサを見つけるととても嬉しかったものです。紫色の花が好きで、雨の中などで咲いているとしっとりとした雰囲気があります。
矢を入れるうつぼに似ているというのでウツボグサの名があるそうです。
去年は北アルプスでタテヤマウツボグサというのも見たものです。
花序を虎の尾に見立てたことからその名がついたのはオカトラノオです。
サクラソウ科オカトラノオ属。
一つ一つの花と云い、花姿全体と云い、私にとっては好ましい花です。これも県境の山に行けば大群生しているようです。
二つ並んで白い花を咲かせるツルアリドオシの花は初めて見ました。今まで赤い果実だけは見たことがあったのですが、意外にも低山で咲いているものですね。花は二つ並んで、果実は一個だけというのも面白いです。
春に花を咲かせるのがナツトウダイで夏に花を咲かせるのがタカトウダイとは面白い名前のつけかたですが、これはタカトウダイです。
地味ですが、なかなかおしゃれな花ですね。
遠目にはとtwも地味で、ひも状にしか見えませんが花を大きく撮影すると、なかなか美しい花です。
香川ではムラサキシキブはあまり見かけず、たいていはヤブムラサキの花です。
これも地味な花で、実もまた地味で、まばらにしかつかないので、よく見落とします。
keitann様 今回はコメントを纏めて集中豪雨になってしまって申し訳ありません。
どうかレスについてはお気遣いなきようにお願いして置きます。
適当なところに一箇所だけまとめてつけて置いてくだされば結構です。
毎回御ページに来ると珍しいものが出てきて、とても新鮮であり、緊張感を持って記事を止ませていただいていますが、
この記事では、良く見かける花達が並び、それは一種の安心感を呼び起こしてくれて。
これはとても親しみのある記事になっていますね。
こういうものの羅列は、もしかしたらブログの本懐かもしれませんね。
親近感のある花って、心和むものを持ってきてくれるのですね。
投稿: ぶちょうほう | 2008-06-29 18:41
ぶちょうほう様、この回の記事でアップした花は、どれも近くの低山で見かけた花で、珍しい花はありませんね。このときもほんとはコクランの花を見たくて登ったのですが、少々早すぎたようです。低山は6月ともなると、暑いので、どうしても避けるようになりますが、野草散策を始めたときに、ウツボグサやオカトラノオなどを見ると、とても嬉しかったのを思い出しました。
こんななんでもない花たちを見ると、初心に返るというか、野山の花を見に、一人で峠道などを車で走った日のことを思い出します。
投稿: keitann | 2008-06-29 22:32