« ツガザクラ満開の西赤石山へ、その8、イワキンバイ | メイン | 6月上旬に見た花、その1、バイカウツギ »

2008-06-05

ツガザクラ満開の西赤石山へ、その9、下山

この日は午後からの天気を少し心配していたのですが、結局、午後からも曇ることもガスることもなく、終始、展望が良くて最高でした。

ツツジの花などはガスの中で咲いているのも雰囲気があっていいのですが、稜線歩きではやはり展望があるのとないのとでは、歩く楽しさが全然違いますね。

P5278659

登山道上にある岩の狭間ではアカモノが咲いています。

ツガザクラが咲くのは銅山越~西赤石山頂ですが、アカモノはそれこそ、登山口直ぐぐらいから山頂の少し手前ぐらいまで株を見かけました。ただし、標高が異なるので、登る時期に寄って花が咲いているところ、終わっているところ、様々です。

P5278672 東山付近まで下ってくると、登りには見えなかった新居浜の町と海が、ぼんやりと見えます。

P5278673 登山道沿いに咲く、無数のツガザクラの花。

P5278679 東平方面も昼よりも良く見えています。

P5278693 銅山越手前の樹林にはこれも毎年見かけるイチヤクソウの葉っぱを確認しました。

P5278694 15時40分、銅山越まで下ってきました。ここで10分間休憩します。

P5278699 下りは牛車道は通らずに近道経由です。この道沿いには真っ白のツルカノコソウがまだ咲いていました。

P5278712 再び、ギンランが見え始めました。ギンランが咲いている周囲ではアカモノも咲いています。

P5278714 こちらはウメガサソウですが、花芽はまだまだ小さいですね。

P5278718

ギンランはキンランと同じく、花姿もすらりとして美しいですね。

P5278721 なんと5月も末だと言うのに、シュンランまで咲いていました。

こんな風に向かい合うように咲いているのは珍しいかも・・。

シュンランの近くのもやっぱりアカモノが咲いています。

この山は全山、アカモノが咲くといっても過言ではありません。

P5278725 16時25分、ダイヤモンド水まで下ってきました。

休憩せずに行こうかと思いましたが、考え直します。

冷たい水で顔を洗って、少しさっぱりしました。といってもそれほど汗をかいてたまらないと言うほどではないですが・・。ダイヤモンド水の流れを見ていると、なにやら白い小さな花が・・・。

P5278730 ノミノフスマです。ノミノフスマはどこででも見かけそうで意外と見ない花です。それがこんな所で出会えるとは・・。しかも、なぜ、登りでは気付かなかったんでしょうね??

名前はひどい名前ですが、清楚で真っ白い花は綺麗です。

ナデシコ科ハコベ属です。ハコベの仲間は花だけ見ると良く似ていて、区別が難しいです。

P5278747 これもいつも銅山越に登るときに見ているアキグミの花です。

いつもこの時期ばかりに来るので、実のほうはあまり見たことがないのです。

P5278749 こんな地生ランも山ではこの季節良く見かけますね。

でも花は見てないので、種類まではわかりません。

P5278751 こちらも御馴染みのコガクウツギです。

P5278753 登るときには普通のウツギだと思っていたら、下りのときにはヒメウツギと気付いて、薄暗い中、ISOを上げて必至で撮影しました。

P5278757 ヒメウツギを引いて撮影したものです。良く、園芸店に春先に出回るヒメウツギと言うのがありますが、来春、同じものか確かめたいと思いました。

P5278763 17時5分、日浦の駐車場まで下ってきました。

藪の中で白い花が咲いているのが、どうもヤブデマリのように見えるのですが、近くにいけないので確かめられません。

ヤブデマリは四国ではあまり見かけないので、近付いて撮影したかったのですが・・。

P5278764 駐車場には私たち以外には車が一台とまっているだけでした。来たときにも一台だけでしたが、結局、この日はどのパーティーよりも長く山に入っていたのかも知れません。(^。^;)

帰りはのんびりと我が家の猫のお土産に白くなったマタタビの葉っぱを少しいただいたり市ながら帰りました。

車には彼女にとっても私にとっても思いで深い小椋桂のCDを流し、一緒に歌を口ずさみながら・・・。初夏の心地よい風が日に焼けた肌に気持ちよかったです。

コメント

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ