7月上旬に見た花、その4、シコクママコナなど
7月初めだというのに、標高1000mの山では早くもシコクママコナまで咲き始めていました。
もっとも、シコクママコナという花はずいぶん花期が長い花で、一般には秋の花ということになっていますが、実際は7月~11月末頃まで見かけます。なんと5ヶ月の長きに渡って咲いているわけです。
9月頃になるとかなり群生していますが、流石にこの時期はあっちにぽつりこっちにぽつりという咲き方ですね。
ピンクと黄色が一つの花の中に混じっているので、かわいいイメージの花です。
ゴマノハグサ科ママコナ属です。
さすがにテイショウソウやホトトギスの花はまだ咲いては咲いていませんでしたが、これらの花もあと一ヶ月もすれば見られるかもしれませんね。
6月半ばには咲いていなかったキクガラクサも咲いています。私が一番初めにキクガラクサを見たのは、この山のこの場所なのです。
小さくて、地味な花ですが、やはりかわいくて好きな花です。
ちょっと目をやれば、秋の花、リュウノウギクなどもこんなに茎が立ち上がっています。
香川の山では余り見たことがなかったミゾホオズキが咲いていました。いつもキレンゲショウマを見に行くと、剣山で咲いているイメージがあったのですが・・。
ちょっと場所を変えて見ると、なんとゲンノショウコまで咲き始めています。
キツネノカミソリなども花芽が少し膨らんでいるのに、春からレンゲが咲いていた場所には、まだレンゲが咲いているのでした。
山里の田んぼのある付近を久しぶりで走ったら、コゴメバオトギリを見ました。去年、初めて見かけた花です。帰化植物ですが、在来種のオトギリソウより大型で、切花などにもできそうな花です。
まだあまり山に登ったりせずに、野の花を主に見ていた頃によく見ていたクルマバナももう咲いています。なんだか見ていたら懐かしい気持ちになりました。
水路のほとりにはネジバナが咲いています。我が家のネジバナはもう花はほとんど終わりましたが、山里では咲き始めたばかりです。
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