東赤石でタカネバラを見る、その5、イヨノミツバイワガサまだ見頃
自然林歩きはいろいろと花が咲いていたり、見たり撮影したりの時間が長く、お天気が良くてもやはり時間を食ってしまいます。が、それほど下山時間が遅くなりさえしなければ、この時期は日も長いので、たっぷりと山を楽しむとします。
イヨノミツバイワガサは自然林に入ったばかりのところでは、もう見ごろが終わっていましたが、登るにつれて、奇麗な花が出てきました。
いろいろな色の花があってこそ、山も楽しいですね。
シモツケは今回も蕾でした。シモツケやシモツケソウはオトメシャジンのころに咲くのです。
こちらはトラバース道のほうで見かけたシモツケソウの花芽です。
どちらかというと標高1500までで見かけるメギの木です。メギはこの前来た時にも、花は完全に終わっていました。
メギと同じような標高で咲いている株もありますが、比較的高い場所で見たのがヒロハヘビノボラズです。
山頂付近や稜線でもかなり見かけました。黄色い花は、15日に来た時にはあれほど満開だったのに、今回はほんの少し咲き残っていただけ。
どの花にもやはり見ごろというものがあって、一度にいろいろな花の最盛期は見られないもの・・・と今更ながら当たり前のことに気がつきました。
ヤブウツギは標高の低い場所ではすっかり咲き終わっていると思うのですが、ここではまだ咲き始めです。
タカネバラは、もちろん、標高1300ぐらいから山頂に至るまで、ほぼずっと見ることができます。
ここで一旦休憩を入れます。
先ほど、先に行ってもらった大所帯のパーティーの方たちも、遅れていた人を待っているのか、ここで休憩しています。
まだ山頂までは30分ほど登りますので、軽く食べたり飲んだりしたほうが良いのです。
ここまで来ると標高も1500以上ありますから、イヨノミツバイワガサも生き生きしています。
下を見るとこんな具合に岩がごろごろしています。この岩が橄欖岩といわれる岩です。
東赤石ではこの橄欖岩の間から様々な花が咲きあがるので、ロックガーデンと言われています。
Rさんが教えてくれたフウリンウメモドキという木です。花が可愛いらしいので見たかったです。
ノギランに似ていて花穂が粘るのでこの名があるらしいです。
蕾のようですが、これで咲いています。
ランとついていてもユリ科、ソクシンラン属です。
束の間、青空が出てきて、東赤石独特の赤い岩が青空に映えます。
東赤石にはこんな奇妙な形をした岩がたくさん見られます。
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