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2008-10-14

矢筈山で木の実を楽しむ、その2、ナギナタコウジュ

30分近くもその付近を散策したでしょうか。

珍しい花は決してありませんが、ありふれた花でも、いろいろと見られるのは楽しいものです。

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ナギナタコウジュが丁度見ごろでした。

花が片側だけにつき、そっくり返ることからナギナタにたとえられたものだとか。

シソ科の花には香りがあるのが多いですが、ナギナタコウジュにも香りがあります。

Pa040518 こちらもシソ科で、クルマバナです。6月ぐらいから咲いているのを見かけますが、花期が長いものですね。

Pa040519 シロヨメナはたいてい、こんな風に群生していることが多く、白い花なのに、ゴ-ジャスなイメージがあります。

手前にはもう花はほとんど終わっていますが、オタカラコウが見えていますね。

Pa040527 道路法面にショウマが咲いていたのですが、オオバショウマなのかイヌショウマなのかがはっきりしません。

近づけない場所なので、決め手である花柄を確認できませんでした。

Pa040510 北の方角には先ほど越えてきた阿讃山脈がなだらかな姿で横たわっています。

雨がやんだばかりで陽射しがないので、まるで水墨画のような雰囲気で、それもまた良いものです。

Pa040536 桟敷峠付近になるとアサマリンドウがキュに多くなりました。

しかし、陽射しがないので、花は閉じたままです。アサマリンドウは開いているのを見るほうが少ないです。

Pa040537 ガマズミの実が鮮やかな赤に染まっています。

Pa040561 8時50分、落合峠に到着しました。

峠から祖谷方面を見た眺めです。

この時点では、まだ周囲はガスがかかっていて、山々もあまり見えない状態でした。

身支度をして、出発します。

Pa040555 私たちが歩き始めるちょっと前に、車二台で5,6人の人がやってきました。

一応、山歩きの装備は持ってきているけど、どうしようかと迷っているとのこと・・。

雨はやんでいるので、迷っているぐらいなら歩けばいいのに、とTさんと話します。

Pa040542 駐車場から北の方角を見てみますが、ガスがどんどん動いてますが、晴れ上がりそうな気配はありません。

Pa040552 歩き始めは9時5分です。

駐車場からトイレ横を通って登山口まで通じている道が、草刈がしてなくて、藪のような状態になっているので、車道を歩きます。

車道脇にはツリガネニンジンがまだ咲き残っていました。

Pa040554

シコクフウロもかろうじて咲き残っているという状態です。

Pa040553 ここにもナギナタコウジュが咲いていました。

桟敷峠付近もナギナタコウジュが多い場所です。

Pa040560 Tさんがアカバナを見つけてくれました。しかし、曇っているので、残念ながら、花が開いていません。

Pa040559 ミヤマアキノキリンソウでしょうか。

まだ咲き初めという感じで可愛かったです。

Pa040566 小さな株ですが、センブリも見つけました。

Pa040562 赤い屋根はトイレの屋根です。

トイレは去年来た時から、改装されたようで、綺麗になっていました。

最近ではどこの山も登山口のトイレが整備されるようになって、ほんとにありがたい事です。

トイレをお借りした後で、いよいよ登り始めます。

コメント

こんばんは~。ご無沙汰してま~す。
あっという間に秋になりましたね!!
ナギナタコウジュって初めて聞きました。風情のある花ですね♪
赤い実を見つけると鳥の気持ちがわかるような気がします…。
気のせいだろうけど。(^^;)

ちゃっぴーさん、こんばんは。
こちらこそ、ご無沙汰ばかりしててすみません。

山の上ではかなり前から秋めいてましたが、下界もようやく涼しくなって秋らしくなりましたね。
ナギナタコウジュは平野部ではやはりあまり見ないけど、ちょっと山に行くと多いんですよ。
そうそう、風情があるというのがぴったりの花です。名前もいいですよね。

このときはヤマボウシの実もたくさん見つけたので、3つばかし食べました。
今年は実物が大豊作みたいで、野鳥も大喜びじゃないでしょうか。
人間だって赤い実を見ると嬉しいもんですよね。

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