矢筈山で木の実を楽しむ、その2、ナギナタコウジュ
ナギナタコウジュが丁度見ごろでした。
花が片側だけにつき、そっくり返ることからナギナタにたとえられたものだとか。
シソ科の花には香りがあるのが多いですが、ナギナタコウジュにも香りがあります。
こちらもシソ科で、クルマバナです。6月ぐらいから咲いているのを見かけますが、花期が長いものですね。
シロヨメナはたいてい、こんな風に群生していることが多く、白い花なのに、ゴ-ジャスなイメージがあります。
手前にはもう花はほとんど終わっていますが、オタカラコウが見えていますね。
道路法面にショウマが咲いていたのですが、オオバショウマなのかイヌショウマなのかがはっきりしません。
近づけない場所なので、決め手である花柄を確認できませんでした。
北の方角には先ほど越えてきた阿讃山脈がなだらかな姿で横たわっています。
雨がやんだばかりで陽射しがないので、まるで水墨画のような雰囲気で、それもまた良いものです。
しかし、陽射しがないので、花は閉じたままです。アサマリンドウは開いているのを見るほうが少ないです。
峠から祖谷方面を見た眺めです。
この時点では、まだ周囲はガスがかかっていて、山々もあまり見えない状態でした。
身支度をして、出発します。
私たちが歩き始めるちょっと前に、車二台で5,6人の人がやってきました。
一応、山歩きの装備は持ってきているけど、どうしようかと迷っているとのこと・・。
雨はやんでいるので、迷っているぐらいなら歩けばいいのに、とTさんと話します。
駐車場から北の方角を見てみますが、ガスがどんどん動いてますが、晴れ上がりそうな気配はありません。
駐車場からトイレ横を通って登山口まで通じている道が、草刈がしてなくて、藪のような状態になっているので、車道を歩きます。
車道脇にはツリガネニンジンがまだ咲き残っていました。
シコクフウロもかろうじて咲き残っているという状態です。
桟敷峠付近もナギナタコウジュが多い場所です。
Tさんがアカバナを見つけてくれました。しかし、曇っているので、残念ながら、花が開いていません。
まだ咲き初めという感じで可愛かったです。
トイレは去年来た時から、改装されたようで、綺麗になっていました。
最近ではどこの山も登山口のトイレが整備されるようになって、ほんとにありがたい事です。
トイレをお借りした後で、いよいよ登り始めます。
こんばんは~。ご無沙汰してま~す。
あっという間に秋になりましたね!!
ナギナタコウジュって初めて聞きました。風情のある花ですね♪
赤い実を見つけると鳥の気持ちがわかるような気がします…。
気のせいだろうけど。(^^;)
投稿: ちゃっぴー | 2008-10-14 23:03
ちゃっぴーさん、こんばんは。
こちらこそ、ご無沙汰ばかりしててすみません。
山の上ではかなり前から秋めいてましたが、下界もようやく涼しくなって秋らしくなりましたね。
ナギナタコウジュは平野部ではやはりあまり見ないけど、ちょっと山に行くと多いんですよ。
そうそう、風情があるというのがぴったりの花です。名前もいいですよね。
このときはヤマボウシの実もたくさん見つけたので、3つばかし食べました。
今年は実物が大豊作みたいで、野鳥も大喜びじゃないでしょうか。
人間だって赤い実を見ると嬉しいもんですよね。
投稿: keitann | 2008-10-15 00:36