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2008-10-13

矢筈山で木の実を楽しむ、その1、アキチョウジ

10月4日、落合峠から矢筈山に登ってきました。

去年、一昨年と、紅葉の時期に来ましたが、10月初めに登るのは初めてです。きっかけは山友達のTさんから4日にどこかに登りましょうと誘われたことでした。この時期、行ってみたい山はたくさんありますが、落合峠方面は春以来なので、一度行って見たいと思っていたところでした。

Pa040846

画像はこの日、矢筈山で見かけた、見事に鈴なりだったフウリンウメモドキの実です。このほかにもいろいろな木の実を見ることができ、秋らしい山歩きを楽しめた一日でした。

集合はTさん宅近くのいつもの場所に6時です。この日は車はうちの軽四にしました。落合峠に至る道はかなり狭い場所が多いので、離合しやすいように軽にします。落合峠にはこの日は猪鼻峠経由、つまりR32利用で行きます。箸蔵ロープウエイ乗り場を過ぎたら左折してその後はR192に乗り東に向かいます。三加茂で「深淵」と書かれた標識で右折し、県道44号に入り、あとはどんどん南に走ります。44号に入った途端に道は狭くなります。

この日は午前7時半ごろだというのに、なぜか大きなトラックなどが山から下りてきたり追い抜いて行ったりします。というのも桟敷峠から少し西に入った水ヶ丸山麓に園芸用のビニールハウスがいくつもあるので、この日はそこで育てたランを下に下ろしているようでした。どうしてそんなことがわかるのかというと、私の友達で園芸農家をしている人がいて、やはり水ヶ丸近くにハウスを持っているのです。

Pa040521 矢筈山は登り下りで5時間ほどの山なので、途中で少しだけ花散策もしていきます。

桟敷峠の少し下で目に飛び込んできたのはアキチョウジの群生でした。

Pa040522 山では何度も見る花ですが、秋らしい素敵な色で、何度見ても撮影したくなる花です。

Pa040531 あちらでもこちらでも群生しているという具合です。

Pa040488 なんだか真っ赤に紅葉した草があったので、とりあえず撮影してきました。

帰宅して、よく見るとタデ科の花のようです。

調べると秋に真っ赤に紅葉するのはタニソバのようですね。

Pa040489 ケキツネノボタンでしょうか。

そう果は扁平と図鑑にありましたが・・。

Pa040513 アカネの実が少し色づき始めています。

Pa040507 オオイヌタデと思われる大きなタデが何本か生えています。新しく土を入れた場所のようなので、こんな山奥には珍しい花が咲くようです。

前夜の雨で、どの花もしっとりと露をつけて美しいです。

Pa040483 梶ヶ森でも、石鎚山でも見かけたハガクレツリフネが、ここでもたくさん咲いていました。

しかし、花はもう終盤のようですね。

コメント

こんにちは。
アキチョウジの群生が迎えてくれる道は楽しそうですね。
歌を歌ってくれているようですよ。

けいさん こんにちは。

高い山ばかりではなく、低い山、アプローチの植物もいいでね。
ボクたちの仲間は、ここんとこ富士山ばっかし。。。
降雪の前に東北の1500mクラスの植物を見に行きたいのですが、
なかなか思うにまかせません。

ぼやぼやしていると雪が降る、植物の世界は終わって精霊の世界になっちまう~。

多摩NTの住人様、こんばんは。

アキチョウジは山ではありふれていて珍しい花ではないですが、大好きな花の一つですね。
関東ではセキヤノアキチョウジが自生するそうですが、もうアップはされましたでしょうか?
アキチョウジも先日、標高500mもない里山で見かけてびっくりしたものでした。

あゆさん、こんばんは。

植物は一応、雑草といわれるようなものも見て歩きます。
有名どころのキレンゲショウマや、ヤマシャクヤクだけを見るだけではないです。

平凡な花でも、時によってはとても美しいですよね。
そのとき、美しいと感じたものは撮影しておく主義です。

東北の1500m級というと、もう咲いている花はないでしょうね。
こちらの1500mでも、それ以上はリンドウぐらいしか咲いていませんでした。

冬になれば、里の花を見ればいいんですよ~。それか、自宅の花を楽しむ。
四国では今からアシズリノジギクなどが咲くので、まだまだ花の季節は続きます。

枝豆、美味しく食べられたようでよかったですね~。

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