« 飛び入り記事で、餅つき | メイン | 明けましておめでとうございます »

2008-12-31

08年、大忙しで総集編、9月~12月

ぎりぎりで、総集編の最後をアップできそうです。

一年間、ただ画像が多いだけで、勝手気ままなことを書いてあるブログをご覧頂ありがとうございました。良くも悪くも、3年以上も続いたことに、自分でもちょっと驚いています。

さて、9月になる前から、山では秋の趣があちこちに漂うようになり、9月ともなれば秋の花がしっかり見られるようになります。

P8297200nantennhagi_bi

実質は8月末に旅行した九州、湯布院と阿蘇でしたが、咲いている花も風情ももう初秋という雰囲気でした。

早起きして湯布院を一人で散策していたときに見かけたのは、四国では見たことがないナンテンハギでした。ブルーの花が好きな私にとっては、嬉しい出会いでした。

P8297420saiyousyajinn 阿蘇の広い草原で見たのは紛れもないサイヨウシャジンです。

ツリガネニンジンとは姿かたちがちょっと異なります。

P8297434ominaesi オミナエシも阿蘇の草原にはとても似合っていました。

P9088087miyamauzura 毎年、ミヤマウズラを楽しみにしている低山で、ミヤマウズラの株が数百株も根こそぎ盗掘されていたのには、言葉もないぐらいがっかりしました。

花を見に山に入り始めて以来、盗掘された花を何度か見てきましたが、これほど大規模な盗掘は見たことがありません。

売る事を目的とした盗掘としか考えられず、悲しくなります。

P9228742tyabohototogisu 2年ぶりでチャボホトトギスを見ることができたのは9月も末のことです。

地面すれすれに咲く黄色い花は、あどけない童女にも似たような花です。

P9228767setoutihototogisu 瀬戸内海沿岸にしか咲かないセトウチホトトギスも、9月末には咲き誇ります。

P9228800takanehannsyouduru タカネハンショウヅルを今年は良いタイミングで見ることができました。

P9238957turuninnjinn 秋の花では御馴染みのツルニンジン・・・四国の山ではよく見ることができる花です。

P9239024akebonosou アケボノソウも山に登るために林道などを車で走っていると、あちこちで目にする花です。

草丈は高いですが、花の作りや模様は精緻極まりないです。

P9239241asamarinndou_2 四国の秋を代表するようなアサマリンドウの花は素晴らしいスカイブルーの花色がなんともいえません。

P9239288umebatisou ウメバチソウも秋には一度会っておきたい花です。

P9057754onibasu オニバスは野草には関係ない有人の誘いで、比較的近くのため池に見に行ったものです。

近所の方のお世話のおかげで絶滅せずにすんでいるのですね。全国的にもかなり減っている貴重な植物との事です。

P9279764ooruri 9月末には山仲間のおかげで念願の石鎚東稜というルートに登ることが出来ました。

途中、オオルリが私たちの前で10分間も姿を見せてくれました。

めったに見られない鳥なのでラッキーでした。

P9279879 東稜の岩場に咲くリンドウの一際鮮やかなブルーです。

P9270240 帰りには大量の実をつけたサルナシに遭遇・・・実を少しだけ頂いてきて、今、サルナシ酒ができあげっているところです。

P9280347sobabatake 阿讃国境のそば畑は、信州の蕎麦畑にも負けないぐらい、ロケーションが素晴らしいので、ここ2,3年、毎年のように見に行っています。

P1010078 四国ではあまり見かけないオケラの花に今年初めて見ごろの時期に会えました。

P1010096mitubabennkeisou ミツバベンケイソウとも初めての出会いでした。

Pa040846huurinnumemodoki 去年に続き、今年も落合峠から矢筈山に登りましたが、今年のフウリンウメモドキの見事さには驚きました。

Pa212242ryuunougiku 10月に入ると本格的な野菊野シーズンに突入です。

私の好きなリュウノウギクがまず、標高1000mの山から咲き始めます。

Pa181814jinnjisou 東赤石には秋の花、ジンジソウが咲き始めます。

Pa212351tukubane 2年ぶりに見に行ったツクバネの実です。今度は茶色くなった姿も一度見てみたいものです。

Pa212487sennburi 誰もが愛するセンブリの花は高山から低山まで分布しますが、10月末には標高1000mが丁度見ごろです。

Pb023412 10月末には御来光の滝から石鎚まで登るというちょっとハードな山歩きを経験できました。

意識して走るのは初めてだった瓶ガ森林道から見た朝の四国の山並みです。

Pb023512御来光の滝付近は素晴らしい紅葉でした。

Pb083873 11月初めには、学生時代の山の同好会の先輩方と信越国境に小旅行をしました。

学生時代にさえあまり見た記憶がない浅間山を見ることができました。噴煙を上げています。

Pb094107 四国の山の紅葉とは一味違う、信越の山々の紅葉です。

ブナの木が四国のものより細くてちょっと意外でした。寒いのであまり大きくなれないらしいです。

Pb305184

11月末に、足摺方面に花行脚に行きました。

ムラサキセンブリが1000株は咲いていようかというそのスケールに圧倒されました。

Pb305392 足摺の11月から12月にかけてはノジギク、アゼトウナ、ハマナデシコのお花畑があちこちで見られます。

山ではとっくに花が終わっていても、高知の海辺ではまだまだ花盛りです。

Pb305559 すさまじい数のツメレンゲとノジギクが誰にも注目されることなく咲いている断崖です。圧倒されました。

Pb305541 野生のサザンカにも思いがけず出会えて、充実の散策となりました。

Pc075974 HPやネットを通じて、新しく山友達が出来たのも、今年の収穫です。

12月初めの忘年ハイクでは、高知の海岸ほどではないにしても、香川の低山も侮れないなと、思いました。

シマカンギクがまだまだ見ごろでした。

Pc196608 いつもなら12月上旬には遠出はやめるのですが、思い切って、室戸に行ってきました。

結果は上々・・・見たかったシオギクの花をたくさん見ることができたのでした。

Pc196746 こちらも一度見てみたかったヤッコソウですが、ちょっと花の時期が終わっていたので、来年は11月に行きたいですね。

Pc196762 園芸種ですが、キバナアマと水仙がこれほど咲いているのを見て、室戸の温暖さをしみじみと感じました。

ブーゲンビリアやハイビスカスにも驚いてばかりでした。

Pc196963jirobouenngosaku 正真正銘の春の花、ジロボウエンゴサクまで咲いていたのにはびっくりでした。

来年の春の訪れは早いことの象徴でしょう。

Pc197061 最後にこれも期せずして、ダルマ夕日を眺めることが出来ました。

一年の締めくくりに、ふさわしい画像となったでしょうか。

皆様、一年間、ほんとにありがとうございました。

どうぞ良いお年を・・。

コメント

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ