« オドリコソウの咲く瀬戸内の島へ、その2、オドリコソウに会う | メイン | オドリコソウの咲く瀬戸内の島へ、その4、山頂と下山 »

2009-01-12

オドリコソウの咲く瀬戸内の島へ、その3、山頂を目指す

石積みの横の道をなおも北に向かって歩いていきますが、登山道らしきものが見えません。

前方には、ネットで下調べしたときに画像で見た覚えのある、趣のある島の民家が見えています。

P1087550

左手に見える石垣の上にも民家が建っているのです。それはまるで、山の斜面を利用した現代の宅地の造成と同じですが、違うのはこの石積みが江戸時代に人の手によって築かれたということです。

山頂へと向かう道をどうやら行き過ぎたようです。引き返すとこんな矢印が見えていました。

P1087623 よく見ると、矢印の下に「頂上まで50分」と書いてあります。間違いありません。これが道標のようです。

でも、山頂に着くまで他にはほとん道標はありませんでした。

この道標を通過したのが14時36分です。

所要時間を多めに見ても、15時半ぐらいには山頂に着くでしょうか。

P1087551 階段を登っていくと、横には次第に樹木が見られ、水仙の花も咲いています。

しかし、まだ家々も見られます。

P1087552 何か濃いピンクの花が咲いていると思ったら、カラスノエンドウでした。

うちの畑にもいっぱい出てきますが、私が片っ端から抜くので花などはまだ見かけません。

もし抜いてなくとも、うちではまだ花は咲かないでしょうね。やはり島のほうが暖かいようです。

そのまま進むと、P1087554 やがて、周囲に竹が生い茂る細い道になってきました。

P1087611 途中、右手に、こんな石積みが崩壊したような場所があります。

まるで通行禁止みたいに見えますが、よく見ると、上に向かって道らしきものがついています。

これを登らずにそのまま進むと、民家のほうに行くので、ここは上に向かうこの道を登ってみることにします。

結果として、この道で正解だったのですが、それにしても崩れた石は少し取り除いたほうが良いのでしょうが、お年寄りばかりではそれもままならないのかもしれません。それか、他の場所からも、登山道がついているのかもしれません。

ともかく、この奥には細い登山道らしきものが見えていたので、途中で行けなくなれば引き返すつもりで進みます。この場所で標高50mぐらいでしょうか。

P1087555 ほんの少し登ったら、道沿いにここでもオドリコソウが群生しています。

オドリコソウは花を見かける頃は春先で、意外と寒かったりするのですが、この日は風もなくぽかぽかして、おまけに登っている私はうっすらと汗までかき始めました。

しかし、下で見かけたオドリコソウよりもここの株はかなり小さいです。日当たりが少し悪いからでしょう。

P1087557 オドリコソウの直ぐ上にはシマカンギクがまだ咲き残っています。

12月初めに庄内半島の山でまだ綺麗だったシマカンギクをたくさん見かけましたが、暖かい島ではまだこんなに咲き残っているんですね。

島で1月に咲いていると、ほんとにシマカンギクという名前がぴったりでしっくり来ます。今までは里山に11月末に見かけることが多かったので、シマカンギクという名前にイマイチ納得できない部分があったのですが、これですっきりしました。

シマカンギクの直ぐ上には水仙も咲いています。

P1087560 道はどうやら間違ってないようで、まずまずしっかりした道が上に向かってついています。

しかし、里山に良くある山道で、ジグザグをきるようなことはあまりせず、斜面を直に登っているので、登っているとアキレス腱が伸びてだるくなるほどでした。

赤い実が見えているのですが、恐らくウラシマソウの実でしょうね。

瀬戸内海沿岸にはウラシマソウが多いように思います。

P1087561 ユリの実もところどころで見かけますが、これはちょっとわかりませんでした。

花が咲いているときにでも、こないといけませんね。

P1087562

少し登るとやがて樹林帯になります。

落ち葉の間からスミレの葉がのぞいていますが、ナガバノタチツボスミレのようです。香川の里山に咲くのと同じ種類です。

P1087565 コナラの落葉らしき落ち葉の中にはコバノタツナミソウの咲き後もたくさん見えます。

やはり瀬戸内海沿岸の低山と植生が同じですね。

P1087568 ツルボの咲き後も見えます。

途中から急登に加えて、落ち葉のためにすべりやすくて、足を踏ん張らないといけないので、汗がダラダラ流れ出る始末です。

リュックを下ろして、中からタオルを出して首にかけます。

一応、汗拭きようのタオルはもっては来ましたが、この季節にこれほど汗をかこうとは思いませんでした。冬場のタオルはどちらかというと、防寒用のスカーフ代わりに使うことが多いのです。

暑いので、着ていたウインドブレーカーも脱いでリュックに入れます。

P1087570 これはホタルカズラですね。

ホタルカズラも瀬戸内海沿いの低山に多いのです。

P1087574 黒々としたヤブランの実があちこちで見えます。

ヤブランの株もずいぶん多いです。

P1087575 これも低山に多いイタビカズラですが、実は見つかりません。

暑いのと、急な登りで、気は焦るのですが、体がついていかず、時々足を止めて行きを整えながら登ります。

P1087577 海岸に多いツワブキが、標高200mを越えて出てきました。

しかし小さな株ばかりです。

P1087578 ヤブコウジも中腹より上で出てきましたが、赤い実をつけた株は見当たりませんでした。

コメント

こんにちは。
カラスノエンドウが見られるなど、さすがに暖かそうなところですね。
多摩はこれから寒さが厳しくなる季節です。春が待ち遠しいですね。

多摩NTの住人様、こんにちは。

カラスノエンドウが咲いているなんて、やっぱり早春の雰囲気ですよね。
ナズナやホトケノザは早くから咲いていますが、やはりカラスノエンドウまでは島以外では
あまり見ません。
多摩付近は山すそになるので、都内でも気温は少し低いそうですね。
昭島の後輩が、夏も冷房はほとんどせずに済むようなことを言ってました。
寒さに向かう今からの季節、風邪など引かれませんように。

keitannさん こんばんは~

この島は秋の後には春が来るようですね
シマカンギクが終わる頃にはオドリコソウが咲き始めるのでしょうか?
それにしても趣がありますね
あの細い道と 崩れた石垣

ツワブキの葉が 庭でしか見たことの無い私にも小さく見えます
もうじき学校が始まりですか?

yuukoさん、こんばんは。

今年は今までとくに暖かだったこともありますが、瀬戸内の島は冬場も恐らく氷点下になることはないでしょうね。
うちの畑にも霜が下りることはほぼないですから・・。
ホトケノザやナズナは最近では、初冬からずっと咲いています。
シマカンギクは晩秋の花と思っていましたが、島ではまだまだ結構咲いていました。
たぶん2月末ごろにはオドリコソウももっと咲くでしょうね。

石垣は江戸時代から築かれたものだそうで、家々も古い家は屋根瓦の模様も味があって綺麗でした。
ただ、廃屋が多くて、朽ち始めていたのが、物哀しかったです。

ツワブキはまだ若い株なんでしょうね。うちの庭のツワブキは株が古いので花茎が70センチにもなるんですよ。
学校は、8日に始まっているんですよ。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ